輸出繊維会館の全景です。

2024年イケフェス大阪の続きとなります。船場エクセルビルの次は再び北の方を歩いていきます。暫くすると外壁が白くて出っ張りの少ないスッキリした建物が見えてきました。輸出繊維会館です。

新しそうな建物ですが1960年の竣工で設計は村野藤吾です。外壁にはイタリア産のトラバーチンが使用されているそうで高級感があります。

エントランスです。

輸出繊維会館は第2次大戦後に民間の繊維の輸入が始まり輸出組合が多数出来たのを1つにまとめるために設立されたそうです。

外観や窓枠が四角い形をしているのでエントランスの庇は丸みを帯びたデザインなのが特徴的ですね。此方の建物には残念ながら内部には入れませんでした。なので次の建物に向かいます。

綿業会館の全景です。

輸出繊維会館の筋を東に少し歩くと綿業会館が見えてきました。此方の建物は昨年も訪れています。今回も抽選に外れて1階の一部のみの見学です。

綿業会館も繊維関係の建物で民間の紡績繊維関係者の寄付で設立されたそうです。竣工は1931年と先ほどの輸出繊維会館より30年程古い建物です。設計は渡辺節ですが村野藤吾も参加されていました。


1階の食堂の入り口です。

各部屋の内装の様式が違うのが綿業会館の特徴なのですが1階の食堂は昔のアメリカンスタイルだそうです。天井の模様に目がいってしまいました。

食堂の全景です。

壁は石のようですが食器の音を防ぐため防音材が使用されているそうです。シャンデリアもオシャレですね。

特別席のようです。

此方は一段高い場所にあるので特別席のようですね。このテーブルで食事をしてみたいです。

天井です。

よく見ると天井の中にも電球があるのでしょうか?白く光っているようにも見えます。天井を見てるだけでも飽きないですね。

暫く見てから最後の建物に向かいました。


フジカワビルの全景です。

綿業会館を更に東に進み堺筋に出てそこから少し北に歩いてると少し年季のありそうな建物が見えてきました。1930年に竣工されたフジカワビルです。先ほどの綿業会館(1931年竣工)と似た年に出来たのですね。

フジカワビルも村野藤吾の設計で今回紹介した3つの建物全てに偶然に村野藤吾が関わっていました。此方は戦後の復興期に画廊ビルとして建てられました。外壁はブロックタイルで飾られています。


内部の階段と手摺です。

古い建物ですが綺麗に手入れされています。手摺のカーブも村野藤吾らしいですね。此方の階段を登って行きます。

3階で橋爪伸也氏の建築ミニチュア展があるということなので見に行きました。

通路部分です。

廊下の幅が狭いのも特徴的ですね。エレベーターも設置されています。


多数のミニチュアです。

展示会に入ると多数のミニチュアが飾られていました。様々な建物があります。タワーや城や教会などです。真ん中にウィンザー城がありました。


多数のミニチュアの展示です。

此方にはセントポール大聖堂やロンドンブリヅジや何故かアヒルが飾られています。
係の人に伺うとこれ等は橋爪先生の一部のコレクションでまだまだ倉庫にお持ちだそうです。出張先や旅行先で買っているといつの間にか増えてきたそうです。凄いですね

切り花です。

同じ場所で切り花教室の発表会の展示もされていました。綺麗に飾られてました。

建物正面の小バルコニーです。

各階の左右対称に小バルコニーが設置されています。画廊ビルらしく様々な美術品のような壁が取り付けられていました。他のテナントには個性的な美術本やグッズなど扱ってる店もあり個性的なビルで面白かったです。

此方の建物を見学したのち帰宅しました。そして古い記事で申し訳ありませんでした。
今年2025年のイケフェス大阪も近いですね。
又見学したいと思っています。お読みいただきありがとうございました。