数日前から、ダヴィンチ・コードが急に観たくなり、そろそろDVDが到着する頃。
YouTubeを検索していろいろ観ていた。
20年近く前の小原さんという方の講演会にたどり着く。
ダ・ヴィンチ・コードの映画は一度だけ観ていて、すっかり忘れてしまっている。
書籍も読んだことはない。
特に映画というものは一回だけではわからない。
それは人の人生と同じ。
360度のフルスクリーンだから。
その当時もDVDを買おうと思っていたが、時間が経つと気が逸れてしまう。
小原さんのお話はとても良い。というのは、話す声(音)や間、速度も私にとって快適。
小原さんの映画と小説の相違、考察、まとめを聴くとさらに気がはやる。
マトリックスの話を少しと、鬼束ちひろさんの歌をほんの少しだけ聴かせた。
あれは録音機のようだ。
とても懐かしく思った。
仲間由紀恵さん主演のTRICKというドラマ主題歌だった。
あのテレビは毎週観ていた。
阿部寛さんとのズッコケるようなやりとりがあるかと思えば、
背景の怪しさと不思議の世界が広がっていた。
鬼束ちひろさんの現在は知らないが、風貌も変わり、人生の荒波もあったようだが、
この「月光」のメロディー、歌詞、切ない歌声に魅了された。
月光
I am GOD'S CHILD [私は神の子供]
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
(こんな場所でどうやって生きろと言うの?)
こんなもののために生まれたんじゃない
突風に埋もれる足取り
倒れそうになるのを
この鎖が許さない
心を開け渡したままで
貴方の感覚だけが散らばって
私はまだ上手に片付けられずに
I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない
「理由」をもっと喋り続けて
私が眠れるまで
効かない薬ばかり転がってるけど
ここに声も無いのに
一体何を信じれば?
I am GOD'S CHILD (私は神の子供)
哀しい音は背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
(この世界を掲げる事など出来ない)
こんな思いじゃ
どこにも居場所なんて無い
不愉快に冷たい壁とか
次はどれに弱さを許す?
最後になど手を伸ばさないで
あなたなら救い出して
私を静寂から
時間は痛みを 加速させて行く
I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない
I am GOD'S CHILD
哀しい音は背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
こんな思いじゃ
どこにも居場所なんて無い
How do I live on such a field?
私たちも鎖を千切って腐敗した世界から抜けよう

「ダ・ヴィンチ・コード」は、「天使と悪魔」と「インフェルノ」という3部作品になっている。
ちょうど「天使と悪魔」のセットで注文したが、インフェルノも一緒にポチしておけば良かった。
小原さんのYouTubeの「インフェルノの考察」を観ながら、またさらに深掘りしたくなる

どうしてもこの世界は宗教色がめっちゃ強いが、その中に隠されたものがたくさんある。
真実はどこまでいってもわからないのかもしれないが、これからの時代は暴かれつつあるのだ。
ミケランジェロの
最後の審判の絵も紹介されていた。
このマルセイユタロットとライダー版も絵の構造も異なっていて、
8番と11番が入れ替わっていることはもちろん、いろいろな理由があるらしいが、
マルセイユの「審判」は、青い人間?と、その前にいる男女の姿。
小原さんのお話でこの意味がなんとなくわかる。
これは、このタイミングの意味が大きいと思う。
最後の審判で死者が蘇り、生きている者たちと共に最終的な審判のもとで、天国と地獄へと振り分けられる、と言われる。
天国と地獄というのは、これからの、もう始まっている二極化ではなかろうか。
マルセイユタロット凄い





