夏にスペインに行くなら、故アルバロに
お線香をあげたいなぁと思いお線香を買ってきました。
お線香をあげたら
スペイン人の友達に「それは何?」って聞かれるでしょう。
スペインはキリスト教の国ですが
キリストには供養という考え方がないそうです。
供養とは、故人を偲び生前の故人に感謝する弔いの気持ちで
お線香や供物を捧げます。
キリスト教が故人を偲び感謝しない、ということではなく
故人は神様のもとに帰るのであって、
仏にも神にもならないので供養という概念が無いそうです。
キリスト教でも香を焚きますが、供養の為ではなく
魔を払う意味があるとか。
違いますね。
お線香をあげるのは、日本での習わしですから
その意味をきちんと説明できないといけません。
間違った知識を言っていけないので
いろいろ調べてみました。
香りは死者の食べ物とされていて、お線香をあげるのは
故人や仏様に食べ物を差し上げるという意味があるそうです。
また、お線香はお線香をあげる人自身の心身を
清める意味もあり
俗世で汚れた心と体をお線香の香りで一掃し、
穢れなき心で故人と向き合い、心を通わせるのです。
故人を大切にし、真摯な気持ちで供養したいですね。