こんにちは。
鞠小路スタイル京都教室の中尾です。
季節は梅雨…
あちこちで紫陽花がきれいですね
講師浅井の「紫陽花」柄の着物
すごくかわいい
私はフランス語のレッスンを受けているのですが、フランス人の先生が「日本人の、その季節の柄の着物を着て楽しむ感性が良いわ」とよく話してくれます。
夏に流水とか、青いもみじとか、とんぼ…
とても詩的で、着ている本人だけでなく、周りの人にとっても季節感のおすそ分けができて素敵ですよね。
日常に、季節を感じるスパイスを取り入れて一瞬なごんだり、一呼吸おくのはとても大切だと思います。
ところで、昔の人も季節ごとに服装や家の調度品を変えたり、旬のものを食したりして、「いまの季節」を積極的に感じていました。
生活面だけではなくて、教養の面でも有名な和歌や俳句をそらんじたり、自分でも詠んだでしょうし、豊かな時間をたくさん持っていたのでしょうね。(私たちの世代は、和歌や俳句と言えば国語の授業で覚えて、試験を受けて終了という感じだったのでもったいなかったかもしれません)
7月の京都は祇園祭に染まります。
京都に住んでいる人ほど、「どこも混雑するから外出を控える」なんて声をよく聞きます。
たまには昔の人に倣って、タップリとお祭りを堪能して、季節をしっかり感じるのも良いと思います。
日によって体調や気分もさまざま。
忙しくて流されそうだったり、気分がのらない時ほど、あえて自分の心を遊ばせてあげる時間を持つのが大切ですよね。
7月の【祇園祭プレミアム交流会】もそんな機会になれば、と準備中です!
【京都・祇園祭プレミアム交流会】のご案内