朝から暑いです。

コップに水を注いだ息子が言います。

「あれ、コップが汗かいちゃうのってなんでだっけ?」

参照:2020年5月21日

空気の中に隠れられる水蒸気の定員は決まっていて、

あったかいときは水蒸気の姿でいっぱい隠れられるけど、

つめたい空気にはあんまり隠れられないから、

水として出てきちゃう…からだったよね?

ザックリ付箋に走り書き〜

「冷たくなると、水が出てくるの?あったかくなると消えるの?」

そうだよー。

「じゃ、コップについてるのは汗じゃなくて、涙じゃん」

ん?

「冷たくされると泣いちゃって、

あったかくされると涙が引っ込むでしょう?」

は!なるほどね。

 

「水を入れたコップとかけまして、

涙とときます〜

その心は…

冷たくされると水が出る!」

大喜利でもなんでも、自分の知識として覚えられたらいいね。

 

東京では9時半には、35℃を超えてきました。


予想最高気温は、さいたまで39℃、名古屋と岐阜で38℃の予想。
東海や関東の内陸部では、
今年初めて40℃に届く酷暑になるおそれがあります。
危険な暑さです。

5940mというかなり高気圧が勢力を強めています。
それでも梅雨明けの発表がないのは、
一時的な強まりという判断だからだと思います。

真夏のリハーサルです。
高気圧を強める働きの一翼を担ったのは、

以前にもお伝えしていた通り、台風4号でしょう。

台風の上昇気流は、

上空で横に吹き出し、周辺で下降します。

隣の太平洋高気圧の下降気流を強める働きをするのです。

そして、記録的な大雨になった地域で、
再び雨が強まるおそれがあります。

梅雨前線が日本海から東北にのびています。
このあと気圧の谷の接近に伴って、

前線の活動が活発になります。

暖かく湿った空気が勢いよく流れ込みます。

暖かくて水蒸気たっぷりの空気は、

上昇気流で空の高いところに上がると、冷えて雲になります。

こうして立て続けに、背の高い雲ができてしまうのです。

あさってにかけて、東北や北陸は再び大雨に。
きょう午後とあす夕方以降と、
ピークが2回ありそうで、
特に、あす夕方以降は山形県を中心に、
発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。



その後、前線はゆっくり南下して、
あさって木曜日には太平洋沿岸、
金曜日には本州の南まで下がります。


典型的な梅雨の形に戻ってしまいます。
ただ、この予想も正直よくわかりません。
なぜなら、また熱帯擾乱がフィリピン近海でまとまる可能性があるからです。

米軍の予想でもmediumのマーク。


新たに熱帯低気圧ができて、
再び高気圧が強まったら、そのときは梅雨明けとするのでしょうか…
今年の梅雨明け発表のタイミングは本当に難しくなってきました。