朝から暑いです。
コップに水を注いだ息子が言います。
「あれ、コップが汗かいちゃうのってなんでだっけ?」
空気の中に隠れられる水蒸気の定員は決まっていて、
あったかいときは水蒸気の姿でいっぱい隠れられるけど、
つめたい空気にはあんまり隠れられないから、
水として出てきちゃう…からだったよね?
ザックリ付箋に走り書き〜
「冷たくなると、水が出てくるの?あったかくなると消えるの?」
そうだよー。
「じゃ、コップについてるのは汗じゃなくて、涙じゃん」
ん?
「冷たくされると泣いちゃって、
あったかくされると涙が引っ込むでしょう?」
は!なるほどね。
「水を入れたコップとかけまして、
涙とときます〜
その心は…
冷たくされると水が出る!」
大喜利でもなんでも、自分の知識として覚えられたらいいね。
東京では9時半には、35℃を超えてきました。
予想最高気温は、さいたまで39℃、名古屋と岐阜で38℃の予想。
東海や関東の内陸部では、
今年初めて40℃に届く酷暑になるおそれがあります。
危険な暑さです。
5940mというかなり高気圧が勢力を強めています。
それでも梅雨明けの発表がないのは、
一時的な強まりという判断だからだと思います。
真夏のリハーサルです。
高気圧を強める働きの一翼を担ったのは、
以前にもお伝えしていた通り、台風4号でしょう。
台風の上昇気流は、
上空で横に吹き出し、周辺で下降します。
隣の太平洋高気圧の下降気流を強める働きをするのです。
そして、記録的な大雨になった地域で、
再び雨が強まるおそれがあります。
梅雨前線が日本海から東北にのびています。
このあと気圧の谷の接近に伴って、
前線の活動が活発になります。
暖かく湿った空気が勢いよく流れ込みます。
暖かくて水蒸気たっぷりの空気は、
上昇気流で空の高いところに上がると、冷えて雲になります。
こうして立て続けに、背の高い雲ができてしまうのです。
あさってにかけて、東北や北陸は再び大雨に。
きょう午後とあす夕方以降と、
ピークが2回ありそうで、
特に、あす夕方以降は山形県を中心に、
発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。
その後、前線はゆっくり南下して、
あさって木曜日には太平洋沿岸、
金曜日には本州の南まで下がります。
典型的な梅雨の形に戻ってしまいます。
ただ、この予想も正直よくわかりません。
なぜなら、また熱帯擾乱がフィリピン近海でまとまる可能性があるからです。
米軍の予想でもmediumのマーク。
新たに熱帯低気圧ができて、
再び高気圧が強まったら、そのときは梅雨明けとするのでしょうか…
今年の梅雨明け発表のタイミングは本当に難しくなってきました。