“寒い12月”を象徴する、寒い師走のはじまり

寝覚めの悪い朝です。

悪夢にうなされた上に、再び壊れた携帯はアラームを鳴らしてくれませんでした。

どんより重たい関東の空からは、しとしと雨が落ちてきます。
この雲なかなか取れにくいタイプです。

【参照：2017年10月31日】

カレンダーがペラペラに痩せました。

今年の師走を象徴する、寒い12月のスタートです。
今月は、いつもの年以上に寒くなりそうです。

きのう発表された1ヶ月予報も真っ青。

北極が冷たい空気を吐き出しやすい状態になるうえ、
鍵を握ってるのは南の海。

フィリピン付近は、真っ白な雲がポコポコ。

低気圧が次々とできやすい状態です。

米軍の予想では、台風まで発達する可能性があるものも…

この時期に台風が発生自体すること自体は、さほど珍しくはないのですが、
この海域で、低気圧がたくさん生まれて、上昇気流ができると、
その北側、大陸で高気圧が成長しやすくなる傾向があります。

すると、上空を西から東へ流れる大気の流れが蛇行して、
日本に寒気が流れ込みやすい形になるのです。

特に強い寒気がやってきそうなのが、
今月5日と10日。

西日本まですっぽり寒気に覆われるため、
週間予報にも1年で最も寒い頃の気温が並んでいます。

10年に一度レベルの低温が見込まれるため、異常天候早期警戒情報も出されました。
また、大雪にも警戒です。

注目は、山陰や近畿北部も、大雪の確率が高いということ。
この週末のうちに、冬タイヤなど、西日本のみなさんも雪への備えを確認してください。

今年は例年よりも寒い12月に覚悟です。

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12時追記
さきほど、気象庁から『東日本と西日本の長期間の低温に関する全般気象情報』が出されました。

やはり、ただでも寒い12月、今年は輪にかけて寒くなりそうです。