看護師さんの病気。~その後 | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。


以前、職場の看護師さんが病気になったことを記事にしました。



看護師さんの病気。


看護師さんの病気。②




その後のことについて書いてみたいと思います。



手術は成功し、その後の抗がん剤治療も順調で、予定通り退院をしました。


そして、1ヶ月程度の自宅療養を経て、すでに職場復帰を果たしています。


まだまだ体力も戻らなく、疲れやすいとは思うのですが、笑顔を絶やさず仕事をしていて、本当にすごいです。


無理せず、仕事を続けて欲しいです。




一時は、どうなることかと、私まで涙目でしたが、他の臓器への転移も無く、本当に良かったです。


今後1年間は、定期的に2泊3日の入院をして、抗がん剤の投与を続けるそうです。




ただ、やはり、髪の毛などの脱毛はあり、職場にはオシャレなウィッグをつけて来ています。



今は、主にデスクワークで、現場にいる看護師さんたちに指示を出す、関係機関との連絡・調整をするなどのお仕事をしています。


で、私が勤務している同じ事務室にいるので、いろいろ入院に関する「あるある」とか、おしゃべりしたりしてます。



私も彼女も病気は違いますが、思うことは似ている事があり、


・病気をしても、待っていてくれる職場があり、職場復帰できたありがたさ


・入院、手術などの苦労はあったけれど、その後の生活でのそれぞれの不便さ


・元気だった頃のことを思い出して凹んでしまう


などなど、お互いに話すことで、気持ちが少しだけ軽くなるような気がします。




彼女の病気は、「癌」なので、再発のことを少なからず不安に思っているようです。


それでも、「(再発について)そうなったらそうなったで、また治療すればいいのよねー」と笑顔で話してくれます。


とても、強い人です。



私の身体のことも心配してくれます。




今の職場は、いろいろ問題があったりなかったりしますが、やはり、一緒に働いてくれる人たちにとても恵まれていると感じます。


偉い人からのパワハラやセクハラは酷いけど、一緒に働いてくれる人たちを思うと、「もう少し頑張れる」と思えます。



とりあえず、私ができることと言えば・・・


彼女を笑わせること(?)



笑うと、身体の免疫の機能が上がって、癌細胞をやっつけてくれるとか聞いたような。


彼女にとって、楽しい職場であるように、私も笑って仕事をしたいと思います。