監督：ジョン・ストックウェル
主演：ジーナ・カラーノ
カリブ海のリゾート地を訪れた、新婚夫婦のデレク
とエバ。
しかし事故で怪我をして救急車で運ばれたデレクが、
そのまま行方不明になってしまう。
幼い頃から格闘術を学んでいたエバは、デレクの
失踪に悪徳医師や犯罪組織が関与していることを
知り、愛する夫を取り戻すため、１人で巨悪に立ち
向かっていく。
夫を誘拐された妻の奪還劇を描いたアクション。
結婚式の場面はさらっとで、新婚旅行に出掛けて
からがメインとなってくる。
デレク役の俳優さんが細身の人で、ジーナ・カラー
ノは元格闘家だとわかって観ているので、どうして
もエバの方が強そうに見えてしまう(笑)
到着した日の夜に、クラブで乱闘に巻き込まれて
しまい、でもエバがめちゃめちゃ強くて、只者じゃ
ないところを見せる。
現地で知り合った人からジップラインに誘われ、
何と命綱であるベルトが切れてしまい、デレクが
墜落してしまう
何故かエバは一緒に救急車には乗せてもらえず、
救急隊員からもらった名刺の病院に後から駆け付け
るが、デレクはそこには搬送されていなかった。
近くの他の病院も探すが見つからない。
警察に行って確認を頼むが、アメリカ人が運ばれた
病院はないと言われる。
事故の状況確認のために、警察官ともどもジップラ
インの係員のところを訪ねるも、どういうわけか
エバには会ったことがないと嘘をつかれる。
それどころか、前日のクラブでの乱闘のことが警察 にも知られており、夫の失踪よりも暴力事件のこと
で咎められてしまう。
警察は頼りにならないと判断したエバは、１人きり
でデレクを探すことになる(後からジップラインに
誘ってきた現地の人が協力してくれる)
治安の悪い危険区域にも乗り込んでいき、男性相手
にも力負けしない。
夫が誘拐された理由も、後にわかってくる。
でもストーリー性としては、可もなく不可もなくと
いった感じ
たいていは妻や子供が誘拐されて、父親が救出に
行くパターンで、本作は逆転しているので、そこが
変わっているくらい。
やっぱり注目は、めっぽう強いジーナ・カラーノの
パワフルなアクションが見どころ