闇バイトの怖さ | ブログ

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おはようございます!

小川眞理絵です。

すっかり、またご無沙汰になってしまいました。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は、先週26歳になりました。

年をとるのは、早いものですね。

充実した1年にしたいものです。

 

今日は、以前から問題になっていますが、最近のコロナ禍でまた話題になっている闇バイトについてです。

先月のNHKのクローズアップ現代でも取り上げていました。

こちらがそのURLです→ nhk.or.jp/gendai/articles/4488/ (2020/12./12)

闇バイトとは、「闇」とかいてあるように、胸をはってできるような仕事ではなく、詐欺の「受け子」といった犯罪に加担している仕事です。

もちろんその仕事をしていることがばれてしまえば、捕まってしまいます。

 

闇バイトの特徴、私が感じたものは、3つあります。

① スピード

通常、仕事を手に入れるとなると、この講師業でしたら、履歴書や応募書類を用意する(結構大変)、書類通過の連絡をいただき、面接、そして面接が通れば模擬授業をして、合格という流れになります。ただ、、とても時間も手間もかかります。とくに応募書類が多いところはコピー代と郵送代だけで結構してしまい、その上交通費も出していただけないので、最後の模擬授業で落ちてしまうと、お財布も心もがっかりしてしまいます。

ただ、この闇バイトは手軽ですね。「応募」をすれば、まず「合格」。面接や履歴書も必要ありません。クローズアップ現代でも取り上げていましたが、「経験」がなくても大丈夫。懇切丁寧なマニュアルつきなので、初心者も安心。そして、「明日」からの勤務可能。などなど、お金に困っていたら、すぐに始められるこのスピード感が、特徴として挙げられます。

 

② 高収入

一般的なアルバイトだと、東京だと1時間1100円くらいのところが多いんじゃないでしょうか。

私は、学生時代は塾でアルバイトしていましたが、1時間あたりのお給料ではなく、1コマでの支払いでしたね。

それでも1コマの授業を担当するのに、予習の時間をかけるので、時給換算すると、ひどかった記憶があります。

こちらの闇バイト、クローズアップ現代で取り上げられているものは、高齢者からキャッシュカードをだまし取る“受け子”のもので、報酬は「30万円」、持続化給付金の不正のもので、「100万円」でした。

このコロナ禍で仕事を失った人、また自分じゃなくても家族が失った人などいるのではないでしょうか。

学生が、授業の傍ら働ける時間なんて、限られています。 

授業が6時に終わったら、6時から22時まで、月曜日から金曜日働いて、土日8時間ずつ働いたとしても、1週間で36時間、1000円換算で36000円です。 そう思うと、信じられないくらいの大金が、簡単に手に入ることができてしまい、思わず…という気持ちもわからなくないですね。

 

③ 気軽さ

闇バイトの話を以前学生にしたとき、「そんなの見たことない」「一部なんじゃないの」と言われました。

ですが、それはたまたま運がよかっただけかもしれません。

同じくクローズアップ現代のものになりますが、闇バイトのハッシュタグを見てみると、「鬼滅の刃」の文字が。

闇バイト投稿のハッシュタグといえば、「高収入」「未経験歓迎」「即日勤務可」などでしょうか?

闇バイトの方だってバカじゃないので、表立って「闇バイト」とは書きません。

あたかも普通のバイトのように、投稿します。そして、1人でも多くその投稿を見てもらえるように、今はやりの言葉をハッシュタグにして、拡散しています。

 

いかがでしたでしょうか?

闇バイトについて、少しでも知っていただけたら、幸いです。

どうして、受け子などの役割を、募集しているか分かりますか?

そこは、一番捕まる可能性が高いからです。

捕まる可能性が高いリスクのところは、幹部(上の地位)の人はつかせられません。

下っ端の子、つまり使い捨てできる子だけが、1番リスクの高いところにいきます。

 

あの手この手で甘い言葉をささやいてきますが、だまされないように、しましょう。

そんなに簡単にお金が手に入るほど、この世の中甘くありません。