協力体制 | Paris暮らし

街中の雰囲気は、とてもいいです。

誰もが笑顔で寒くてもテラス席で食事、お茶して

嬉しそう。

 

雨で傘さして食べてる人まで笑顔。笑

なんてったって、8ヶ月ぶりの外食。

少しくらい外の空気を吸いたい。

 

マスク越しに離れて「それなあに?美味しそうね」とか。

「メニューはここに貼ってあるよ。その右上のやつです。」

「あらー、雨だわ。私は屋根がある席だから、この傘使っていいわよ」

 

これ、全部知らない人同士のやりとりです。

大きなストでメトロが全面止まった時も、

テロ問題の時も、わりと普通に周りの人たちは

「お互い大変ねえ。」という雰囲気が生まれます。

 

近所や知人で感染した人の話が出ても、

「あらあ。お気の毒だったわねえ。

大丈夫だった?」とみんなそのことを知っていても

変に怖がったりはしません。

すれ違う時に「実は俺、感染して大変だったんだ。」というような

会話も聞かれます。つまり、みんな隠しません。

 

19日から夜の完全外出禁止も19hから21hに

なりました。

つまり早めの夜ご飯を外で食べられる。

郊外の人たちも慌てて帰らなくてもいい。

 

お洋服を買える。

靴を買える。

 

お店が開いている。

テラスにテーブルがある。

 

朝の8hからクロワッサン頼んでコーヒー飲んで。

もう19日は1日中、みんな笑顔でした。

 

***

 

音楽が流れて、踊っているところもありました。

 

21hになっても15分くらい延長していたら、

さすがに警察が来ましたが。

 

警官も逮捕とか、罰金だぞ!との脅しではなく

(3回目のロックダウンは警官の態度が一変!

 1回目のいちいちすべての人の証明書を検問する大騒ぎはなんだったんだろう。)

 

「はいはーい。皆さーん。21hですよオーーー。

 続けているとレストランが罰金になっちゃうので

 帰って帰ってーーーー」

という感じ。

 

ちょっとハメ外しすぎの人たちもいましたが。

ラテン民族の明るさに救われるところもあります。

 

暗い顔をしていても

感染が減るわけではないですからね。

店も自分たちも対策をきちんとできることが大事。