夢の記憶 | パーキンソン病母を介護するアラフォー独女のお話

パーキンソン病母を介護するアラフォー独女のお話

私の母はパーキンソン病です。45歳発症で病歴は26年目(2024年現在)

母への愚痴とか(笑)日常のことやら家族のことやら...ベースは介護ですが広いカテゴリで記していきたいと思います♡




実家の火事から今日で15年…

不思議なことに今でもまだ時々夢で見るんだ
実家の建物を。


火事のバチバチとした音、焼ける臭い、火の赤と
消防車の赤、サイレンの音
消防隊の怒号のような大きな声…
すべての光景が1つも忘れることなく刻まれている
私の脳裏からは消えることがない


あるはずのない実家で
オキャンが健常者として生きている
そこは6畳部屋。
私か姉が使用していた勉強机を再利用し
オキャンの部屋の棚として使われていた

飾られた犬の小物たちは
全て片付けられ
机はベランダで解体されている最中
のこぎりとかしっかり用意されていて。

部屋はガランとして
何かの海外の俳優のポスター1枚と
風景の絵?
カレンダーの切れ端みたいなのが貼ってある

部屋の電気は
レトロな吊るされた丸い筒状の3つが垂れ下がる


あ、夢ね…そうだよね、と。

今はもうないあの家で
オキャンが普通に生きていた
この不思議な感覚

オキャンもきっとあの日のことを
忘れたことはないだろう…