藤幼稚園の、園舎とのお別れということでいろんな懐かしいものを見てきたので少しずつ振り返りを。
幼稚園の玄関にあるタンス。
こどもたちがおもらししちゃった時に使う着替えが入っています。
園ではおもらしとは呼ばず「お粗相」と呼んでいたのでこれは通称「お粗相ダンス」
当時、先生たちは年間で通して担当する役割があり、そのひとつがこのタンスの管理でした。
ひとつ上の先輩石倉先生が新人1年目にその担当になり、「詳しくは後で説明するね」と言われたまま忘れられていて、ずっと「粗相ダンスってどんなダンスなんだろう?係って何を踊らさせられるんだろう?」と心配していたという逸話が残っております(笑)
これは私が2年目くらいの時に、卒園記念品としていただいたもので、それまでの重厚なものではなく、子どもが自分で開け閉めできるようなものに変わったあとのタンス。
お粗相しても悲しくないように、恥ずかしくないように、子どもが自分で楽しく着替えられたらいいなと思い、フエルトと厚紙でタグを作ったのですが、それが!30年変わらず使われておりました。ビニール貼り替えてくれてる(涙)
ここのコーナーが気に入って毎日わざと水遊びで濡れて着替えに来る女の子もいました。あれはやだ、こっちがいいとファッションにこだわってたなっちゃん。
ママ友情報によると元気にしてるらしい!
おしゃれなレディになっていることでしょう。
園の先生に「これ、私が作ったんです!使い続けてくれてるんですね」って言ったら「可愛いから使い続けてます。お引越しにもこのまま持っていきますからね!」と言ってくださってまたうるうるでした。
ちなみにこのタンスとダンスを間違えていた話や、園の床がピカピカ過ぎて参観日にいらっしゃるお母さんたちのスカートの中まで映って大変でしたなんて話をゲラゲラ笑いながら札幌からいらした学園の理事長の永田シスターに話したんですけど、きっと「この人、本当にうちの学園の教諭ちゃんとできてたのかしら?」って思っていたに違いないわ。
謙虚、質素、控えめ…どれも当てはまらないからね〜(笑)
「藤の花は決して派手さはないんです!控えめで、でもしっかりと根付いて強いのです」という理事長のお御堂でのお言葉に、「あ、だからあたし、長くここに居られなかったんだわ、派手さしかないから!」なんて、今更ながら30年前の退職の決断は正しかったなと思ったのでした(笑)
タンスだけで、こんだけ語ってたら終わらないから次からはまとめてお部屋のお話に続きます。




