今日の子どもアートスクール小学生クラスでクリスマス飾りの為にビーズを糸に通していたK君・5年生。
それはそれは集中して100個以上はつないだでしょうか...
クリスマスツリーに飾る為、私が受けとった瞬間、あ...............
やってしまいました。
手から離れた糸からビーズがじゃらじゃらじゃらじゃら........
ひとつの残らずはずれてしまいました。
『うわああああ、ごめんなさい!どうしよう』
と焦る私に『まあまあまあ...』と笑顔のK君。
『ホントにごめん、一生懸命つないだのに...』
『平気だよ、よ~し拾え~!』と床に散らばったビーズを集め出すK君と子どもたち。
『先生、良かったねK君が優しくって気にしない子で』
『うちのクラスの子なら暴れてるよ~』
『ちょっと落とすことならあったけど、こんなのめずらしいね~』
と女の子たちは冷静。
『ホントだよね、K君の優しさに先生、救われるよ~もし私が子どもだったら絶対泣いてるもん。
あ~あ、大失敗!14年アートスクールやってて一番の失敗だなあ...』と反省する私に
『大丈夫だよ、バスは次々くるからちょっとおそくなっても僕、平気だから...またやればいいよ』とまたビーズの作業をするK君。
『どうやってお詫びすればいいかなあ...』と聞いたら
『じゃあ、先生、おわびに僕の椅子だけ片付けておいてよ!』って。
そんなことでいいんですか???やりますやります、片付けますとも。
帰るのが最後になってしまったK君に『これ、せめてものお詫びの印です』...と
たまたま持っていたお菓子を渡そうとしたら『いい、いい!』と遠慮して帰っていきました。
かわいいなあ~やさしいなあ~ありがとね。
子どもの大事な作品は丁寧に扱おうと改めて感じたのでした。