夜になるとどこからか聞こえる不審な音…






ミシッ…ミシッ…


パキッ…パキパキッ…



もうみんな寝てるはずなのに、なぜ音が…?




ひえええガーンガーンガーン



家になにかいるんだ!!!えーんえーんえーん







はい、ありがとうございました〜笑




こうなる人もいますが、わたしは平気です。




(突然の音にはびっくりするけどね)




解説すると、これは普通に家から音が鳴ってるだけです。



は?どう言うこと?って思いますよね。



家鳴り、ラップ音と呼ばれる音の正体は


気温湿度による木材の収縮音です。




ほら、年月の経った木(木材)ってひび割れたりしてるでしょ?


木材は気温や湿度で変形しやすく、亀裂が入るんです。



家の木材だって同じ。



朝昼晩の気温の変化、照明の消灯、エアコンの温度設定…



そんな些細なことで変形し、家から音が鳴ります。




思い出してみてください。



電気やエアコンの設定変えるのって、だいたい寝る前ですよね。



寝る前にエアコンを切る人もいるし、大抵の人は電気も消します。(何もしなくても気象で屋外の気温が変化します)



また寝るときは音に過敏になりがちです。



実際この音は四六時中鳴ってます。



でも夜は静かで、暗闇は音が気になりやすくなる環境なので、夜だけ妙な音がしてると勘違いします。





え?なになに?




木材の音じゃない!足音が…




なるほど。




アパートなら近くの住民さんじゃないですか?



誰でも夜トイレくらいは行くでしょう。




え?なになに?ちがう?




人なんていないのに足音がしたんだ!



人の声が!!耳元で囁かれたんだ!



体の上に乗られたんだ!!




あーーー…




夢ですね。



あなたの幻覚です。



ざっくりいうと眠りの質が悪い人は、



寝てる状態で半分覚醒してしまうんです。



金縛りも似た感じですね。

※睡眠麻痺とも言う。ナルコレプシーで検索。



「睡眠」「覚醒」のスイッチみたいなのが壊れて、



寝てる状態と起きてる状態がごっちゃになってます。



このように半分夢、半分現実の状態だと



ネガティブな考えが、そのまま半分現実みたいに再現されてしまうんです。

(例:髪の長い女の人が声をかけてきて…と思うと、実際に目の前に現れる(ように見える))



思い込んだら味が変わる催眠術と同じ。



脳内での現象なんだけど、本当に目の前で見たみたいに思っちゃうってこと。



ちょっと難しかったかな………



感じた恐怖は本物だと肯定しますが、実際にそこに何かがいた可能性は限りなく低いでしょう。






もし健康・メンタル・睡眠に全く問題がなくて、



きちんと運動もしてて



昼間なのに変な音や声がする、変なものが見えるなら…



そうねえ…



脳神経や精神系の病気だと思います。

(どっちにしても認めない人)







まあ何を信じても結構ですが



不確かなことに変に怯えて暮らすよりは、



現実的な説明が付いたら安心する人もいるかなと思って書きました。




変な幻覚は過度に意識しなければ見なくなってくるし



眠りの質は規則正しい睡眠と、適度な運動で解決できます。






そんなわけで、またお会いしましょう!




マリー🌸