『GERARDを学ぼう』も、4回目。
さて、本当にこのあたりから色々な記憶が怪しくなってくる(爆笑)
先に言い訳しちゃうと、自分の病のせいで記憶がかなり曖昧だったり抜けたりしているのですが、その点ご容赦いただきたい。
とは言え今回は、サブタイトルに【茉莉凛、新生GERARDを観る!】を付けようかと思ったんだけど…。
1991年に「IRONY OF FATE」
1994年に永川敏郎氏のソロアルバムという変則的な形で、「天使が舞い降りた夜」を発表したGERARD。
1996年に「THE PENDULUM」(ペンデュラム)でプログレシーンに復活を遂げるわけですが…。
ざっとアルバム発表の年だけ考えても「IRONY~」から「PENDULUM」まで5年空いてる。その間にGERARDに関する情報は耳にしてなかったのか、忘れたのか…。
記憶にあるのは【新生GERARD】のLIVE当日のこと。
場所は渋谷Egg-Man。
久し振りにGERARDが復活するというので友人と連れ立って行ったな~。
ライブハウスの入り口って[今月のスケジュール]や[本日のライブ]なんていうボードがあったりするのだけど、Egg-Manも同じ。
その日はGERARDワンマンなので[本日のライブ…GERARD]って書いてあったのね。
メンバー…永川敏郎・後藤マスヒロ・長谷川淳。って記されてたのだけど、それを目にして私一瞬『えぇ!?』と軽くパニック。
永川さんは当然解る(笑) 後藤マスヒロ?うーん聞いたことない名前だ(後で判ったんですけど、当時マスヒロさんは、あの・「人間椅子」にも在籍中でした) 長谷川淳…えぇ!? 「はせがわ??」 まさか、あの会った事のある長谷川君!?? まさかね~。同姓同名の別人だろう。と半ば自分を無理矢理納得させて、開演を待つ。
【新生GERARD】に誰もが期待でいっぱいだったと思う。私も同じ。
メンバーがステージに現れライトが点いた瞬間…椅子から落ちそうになった!!
「長谷川淳」って…長谷川って…えぇー!あの長谷川君じゃないかぁ~~~~~~!!(取り乱しましたスイマセンm(__)m)
更に驚いたのは、ギターがいない!! 数多くのバンドを観てきた方には、珍しい事でも無いのだろうけど、バンドにはギターがいるもんだとずっと思ってきた私には、それも驚くには充分。
ギターのメロディをベースが弾いてる~!なんじゃこりゃ~?
白状します。音のカルチャーショックを受けました(汗)
おまけに、ヴォーカリストはカナダ人。
今迄、茶々丸が日本語で歌ってた曲が全部英詞になってるしで、初期の曲も生まれ変わってたなぁ~。
10数年前の事よ。
こんな再会の仕方ってズルイですって(笑)
ライブが終って、帰り際に淳君と言葉を交わす事が出来たんで、まさか数年前に会ったきりの私のことなんざ覚えてなかろう。と思いつつも声掛けたら、あらら~ビックリ!覚えててくれた。
永川さんはね…EARTHSHAKERにいた時に交流があったにせよ、その日はお会い出来なかったんだよね。残念。
【新生GERARD】初アルバムが、冒頭でも書いた『THE PENDULUM』
1,Empty lie, empty dream
2,Killing our mother condeming our children
3,Orpheus
4,Ascending to heaven
5,Crime of the future
6,The pendurum part 1~3
[私が持ってるのは、フランスのMUSEAレーベルから発表された物で、国内盤は曲順が違うかも…]
現在のGERARDサウンドは、既にこの時点で確立されていたと言ってもいいかと…。
1996年より暫くはこのメンバーでの活動が続きます。
Key,永川敏郎
Dr,後藤マスヒロ
Ba,長谷川淳
Vo,ロビン・スーシー(ROBIN G, SUCHY)
*写真は「THE PENDULUM」より。
★茉莉凛Twitterアカウント…@masa7224