画家『ルノワール』 | watercolour space PAPIER

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大阪北摂のアトリエにて、水彩教室『パピエ』を開催。暮らしの中で、水彩を楽しんでいます。
雑貨イラスト等の作成依頼も、お受けしています。日々のこと、旅の話、、、などなど。

 先日、神戸、新開地のパルシネマ で、『ルノワール 陽だまりの裸婦』を観ました。


 ルノワールの作品は、いろんなところで見る機会がありましたが、その制作風景や画家を取りまく環境がどんなものかは詳しく知らなかったので、この映画にとても興味をひかれました。

 淡々と続く日々の暮らしの中に、柔らかな光、美しい色、透けるような裸婦の肌がまぶしく、目に心地よい映画でした。ルノワールの絵は、もちろん大好きですが、彼が映画の中で、「絵の全体像を決めるのは描線ではない。色なんだ。」と言ったことに、大きく共感。ルノワールには遠く及びませんが、私も、幸せな色合いで絵が描きたい、、、そしてこれからも、自分の健康や環境が許してくれる限り、絵筆を持ち続けたいです。


 映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』の予告編はコチラからどうぞ→ ♫♫♫





 昨年訪れた、NYのメトロポリタン美術館にも、ルノワールの作品はたくさんありました。こちらは裸婦ではありませんが、ルノワールの描いた女性像。





 お肌が美しすぎますね~。(いいなぁ~)





 こちらは、アトリエの庭で描かれた女性達でしょうか?映画の中の風景と、とてもよく似ています。





 ルノワールのアトリエや家のあちこちに、モチーフ用のフルーツが置いてあったのも、印象的でした。モデルのデデが、思わずフルーツを手にとって、かじるシーンもありました。





 このルノワール独特のタッチ、、、なんとも言えませんね。ゆらゆら光に溶け込む色たち、、、こんな表現ができたら、どんなに素敵でしょう。


 映画を観てから、無性にスケッチ旅行に出かけたくなってしまいました。とにかく、美しい風景がたくさん見たい、、、そして、家の中でなく外で絵を描きたい、、、今、そんな衝動にかられています。





 最後に、こちらは、メトロポリタン美術館のカフェスペースの画像です♫ 1Fの明るくて天井の高い空間の中で、心地よく朝食を頂きました。カフェオレの入った紙コップのロゴも、おしゃれでした。

 メトロポリタン美術館、、、またNYに行く機会があったら、もう一度訪れたいです。(まだまだ、まわりきれなかったエリアがたくさんあるので。)


 美術館に行ったり、映画館に行ったりすると、目にも心にも、いっぱい刺激を受けることができます。しばらくは、たくさんインプットして、また今年も、水彩画をたくさん描きたいなぁ、、、と思っています。がんばります(^O^)音譜