と、昨年末に一年を振り返ったときに決めましたが、
今年の美術館はじめは、友達に誘ってもらって、
サントリー美術館に『マイセン磁器の300年 壮大なる創造と進化』を
見てきました。
![Fruits of Serendipity](https://stat.ameba.jp/user_images/20110110/21/marianne-t/ed/40/j/t02200171_0580045010975518494.jpg?caw=800)
300年のマイセン磁器の変遷の歴史が見られて、面白かったです。
中でも、個人的に面白いと思ったのは、
”第2章 王の夢、貴族の雅”での展示での、フィギュリン(人形陶器)。
作品名「ピアノを弾く狐と歌い手」や「みつかった浮気相手」
なんて、奥さんが浮気をしているところを人形にしているのです。
特に、「みつかった浮気相手」のほうなんて、
ベッドの下に隠れていた浮気相手の男性が、飼い犬に吠えられて
ベッドから出てきたところを旦那に見つかるっていう、
まさに修羅場のシーン。
なのに、奥さんは綺麗なカップで紅茶なんかを悠長に飲んでいるon the bed。
浮気をしながらのこの余裕!
これから行かれるかたは、ぜひこの作品チェックしてきてください。
最近の作品は、普通に「カワイイ!欲しい!」って思うものも多かったですが、
観賞していて面白さを感じたのは、
貴族のものだった時代の作品でした。
実は、本日初サントリー美術館でしたが、
ミッドタウンの中にあり、きれいで高級感のあるところでした。
このひとつ前にやっていた、蔦谷重三郎展も行けばよかった!
今年は「行きたかったのに終わっちゃった」「行けばよかった」が
出来るだけ少なくなるように、
どんどん行きたいと思います。