マイセン磁器の300年 壮大なる創造と進化 (サントリー美術館) | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

今年は美術館たくさんいくぞー、
と、昨年末に一年を振り返ったときに決めましたが、

今年の美術館はじめは、友達に誘ってもらって、
サントリー美術館に『マイセン磁器の300年 壮大なる創造と進化』を
見てきました。

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300年のマイセン磁器の変遷の歴史が見られて、面白かったです。

中でも、個人的に面白いと思ったのは、
”第2章 王の夢、貴族の雅”での展示での、フィギュリン(人形陶器)。

作品名「ピアノを弾く狐と歌い手」や「みつかった浮気相手」
なんて、奥さんが浮気をしているところを人形にしているのです。

特に、「みつかった浮気相手」のほうなんて、
ベッドの下に隠れていた浮気相手の男性が、飼い犬に吠えられて
ベッドから出てきたところを旦那に見つかるっていう、
まさに修羅場のシーン。

なのに、奥さんは綺麗なカップで紅茶なんかを悠長に飲んでいるon the bed。
浮気をしながらのこの余裕!
これから行かれるかたは、ぜひこの作品チェックしてきてください。


最近の作品は、普通に「カワイイ!欲しい!」って思うものも多かったですが、
観賞していて面白さを感じたのは、
貴族のものだった時代の作品でした。



実は、本日初サントリー美術館でしたが、
ミッドタウンの中にあり、きれいで高級感のあるところでした。
このひとつ前にやっていた、蔦谷重三郎展も行けばよかった!

今年は「行きたかったのに終わっちゃった」「行けばよかった」が
出来るだけ少なくなるように、
どんどん行きたいと思います。