3歳9か月時のポテチに対して、市の発達相談のときに、臨床心理士さんがまとめた、ポテチのレポートを一部公開します。
当時のポテチの特徴が客観的に綴られています。(一部読みやすい表現に改変しています)
3歳6ヵ月時健診からの紹介で、H24年9「保育園のイベントの集まりで座っていられない」との主訴で発達相談へつながる。
H24年11月よりB療育施設に通所。
○行動の特性○
・人見知りない。人との距離感がなく、席など隣の人に詰めて座りすぎる。
・褒められると照れてやらない、あるいは拗ねる。
・相手をみない、例えば…妹が近づいてくるのを嫌がり、妹用の玩具を遠くに投げるが、妹がそれを見ていないことに気づかない。
・手遊びの模倣をしない。じゃんけんに誘うが反応しない。
○コミュニケーション○
・おしゃべり、jargon*(別記事にて解説します)あり。難しい言葉を知っていて使う。例:「緊急事態になっています」
・話しかけられても答えないことがある。
・急に場面に関係のないことをいう
面接時に遊びながら、「この世界のデークスを試してみて」
ことばの言い間違いが多い、パイナップルをレモンという。
・以前のことをよく言うが、過去は「さっき」、未来のことは「今度」になる。
・要求を伝えられず、後で怒ることが多い。
例:ソフトクリームを食べたいときに小声で言うが伝わらず別のものを買い、後になって「ちがう」と大騒ぎになる。
・相手の指差しの意味が伝わらないことがある。
例:絵本の絵を、検査者が指さしたものの名前を答えないが、そのページの別のものの名前を言う。
○イマジネーションの問題・こだわり・変化への適応、遊びの様子・興味関心等○
・家では母親を相手にレストランごっこ、アイスクリーム屋さん、ウルトラマンごっこをする。
・電車、車を並べる。
・嫌なことがあると関係することすべてが嫌になり、修正しにくい。
例:幼稚園で園児に「電車で遊ぶなと言われた」と言って、幼稚園の登園を嫌がった時期があった。
・自分でやりたいことを人にやられると落ち込む。
例:チャイルドシートのバックルを自分で締められないと落ち込む。
・積み木をみると自分の好きな形につくり、指示に応じない。
検査者に積み木に触らせない。
・ハサミの課題で、直線には切らないが、視覚を刺激される形なら切り抜く。
○感覚・体の使い方○
・感覚:触られると嫌がることがある
・身体の使い方:回転・寝転ぶ・飛び降りることが多い
・足がもつれてよく転ぶ
・慣れた場所や嬉しいときに、テンションが上がり走りまわる。
・感覚:クルクルチャイムへボールを入れると耳を付けて聞く。
おもちゃのベルの音を怖がる。
細かな用語については、後々別記事にて補足をさせていただこうと思いますが、
ひとまず当時はこのような様子でした~