ポテチ4歳11ヵ月 療育での様子 | みんなちがって、みんないい。~発達障害と療育・幼児教育のこと~

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2009年2月生まれの長男ポテチ(発達障害があります)と
2012年2月生まれの長女マシュマロとの日常です(*^_^*)
ポテチとマシュマロへの幼児教育や、ポテチの療育的な取り組みについて綴っていきます。
お気軽にアドバイスやコメントなど頂けたら嬉しいです☆

ポテチが4歳11ヵ月時点での療育の振り返りです

以下のような目標・指導方針で療育を受けていました。

 

鉛筆面談記録

一時期落ち着いてきたが、コントロールが効かなくなってきて、不安定な日が多い。

親の仕事の関係で一日のリズムが日によって違うため、それが原因かもしれない。

アセスメントをしながら様子をみていく。

 

○行動目標○

長期:思い通りにいかないことがあっても、すぐに切り替えてプログラムに参加することができる。

短期:思い通りにいかないことがあっても、離席せず座っていることができる。

指導方針

必要に応じてクールダウンスペースで気持ちを落ち着かせ、切り替えができるようにする。

指導員のお手伝いや、役割を担うことで集団参加へのモチベーションをあげる。

離席が多いようであれば、罰提示カードを用いて罰の提示をわかりやすくする。

また、注目引きがあった場合には罰の提示を行い、適切な場面での適切な行動を促していく。

 

長期:興味のない課題でも集中して取り組み、個別指導の40分間座っていられる。

短期:20分間課題に集中し、座って取り組むことができる。

指導方針

予定確認で見通しを立てたり、次にやるプログラムの実物(工作であれば完成したもの)をみせ、期待感やわくわく感を持続させたまま課題に取り組めるようにする。

また、注目引きがあった場合には罰の提示を行い、適切な場面での適切な行動を促していく。

 

 

 

○集団参加への目標○

長期:玩具等を友達と譲り合い、トラブルなく遊ぶことができる。

    思い通りにいかない場合も我慢することができる。

短期:玩具の取り合いの際には「かして」「返して」等いうことができる。

    また、借りることができない時は「長い針が○になったらね」等、交渉することができ、自分で切り替えができる。

    指導員との1対1のフリープレイの中で、ポイントありで「かして」「かえして」「やめて」がいえる。

指導方針

指導員の介入で「かして」「かえして」を言ったり、交渉ができるようにしたりする。また、困ったことや嫌なことがあるときは、先生へ伝えることを約束する。

フリープレイや葛藤場面を設定し、「かして」や「かえして」「やめて」が自分で言えるようにしていき、集団生活の中でも般化できるようにしていく。

 

 

 

○コミュニケーションの目標○

長期:手を出す前に、指導員に対して落ち着いて状況の説明・理由を話すことができる。

短期:クールダウン後指導員に対して状況の説明ができる。

指導方針

指導の中で、状況の説明の課題を取り入れていく

自発で状況の説明ができるように促していく。

また、集団の中では、別室のクールダウンを行ったあと指導員の介入ありで落ちついて説明をできる場を作っていく。