第29回「光る君へ」~母として~雑感 | ハッピートレインでGO!

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京浜急行電鉄は、赤い電車ですが、数本黄色い電車があり、それを見たり、乗れたりすると、しあわせなことがおこるという都市伝説があります。通称:イエローハッピートレイン♡
個人ブログです。

こんばんは

 

暑い地域、雨の地域、混在していて、

やはり、今は、なにか時代の過渡期のように、感じます。

 

そんな、混沌とした時代を想いながら、「光る君へ」を振り返ってみます。

 

まひろの家に、清少納言が訪れました。

 

 

故・中宮定子の輝く時代を残したいと、つづったものです。

 

 

学校で習った、「枕草子」です。

これは、伊周(これちか)によって、一条天皇へ、献上されます。

 

 

このとき、まひろは、

「光の部分もあれば、闇の部分もある。そういったところも、お書きになったら」

と、勧めると、

清少納言は、

「光り輝く美しい部分だけを残したいのです」

という。

 

私は、作者の意図するもので、こういう風に作品の違いが出るのかキラキラ

と、思いました。

 

枕草子も、源氏物語も、高校の教科書に載っていた部分しか知りませんが(笑)

枕草子は、たしかに、聡明で、美しく、みやびやかな感覚が残りました。

しかし、

源氏物語で、私が記憶しているのは、たしか「夕顔」だったか・・・

光源氏がおわたりになると、念で体調不良になり、明け方には、正体不明になるというストーリーでした。

多感な高校生には、この女の念の力は、嫉妬か?恐ろしい力だ・・・という風に、

心に残りました。

 

これは、「光る君へ」で、時々出てくる「呪詛」かとも、思います。

人のネガティブな念とは、恐ろしいものです(怖い、怖い(笑))

 

紫式部は、このように、闇の部分も描いているので、

対照的な二人だと感じました。

 

親子3人で、月を見るような、楽しく幸せな時を過ごしていたまひろでした。

 

 

しかし、別れは、唐突に告げられ、やってきました。

宣孝(のぶたか)が亡くなったのです。

それも、死因も告げられず、弔いも済んでいるという、

北の方さまよりの使者によって。

 

娘・賢子(かたこ)に、

「おとうさまは?」

と、聞かれると、号泣するまひろ。

 

 

道長の采配で、父・為時に、息子の漢籍の指南を頼みに、百舌彦がやってきますが、

真面目が過ぎる為時は、断ってしまうのです(笑)

 

それを、叱責するまひろ。

「賢子にひもじいおもいをさせないためにも、お願いします」

まひろ、母になって、強くなりましたね~ラブラブ

 

母として、という観点で見れば、

倫子も、明子も、教育ママで、それぞれ必死なのでしょうけれど、

私的には、いやはや、いいとこの子どもは、苦労するな~(笑)英才教育というヤツですか?みたいな(笑)

これじゃ、みんな、一条天皇になってしまうじゃないの(笑)

なぜ、自分の道具のように扱うのか?

 

詮子の四十の賀が執り行われている中、詮子は、倒れてしまいます。

帝に、

「(自分に)触れてはならぬ。穢れる」

と、言いました。

死の間際まで、我が子を想う、これも、母の姿でした。

 

お母さんは、お母さんの数だけ、種類があるのです。

どのお母さんも、頑張っていますよ~ドキドキ

 

最後に、まひろが何か書き始めましたね音譜

 

 

光りと闇が織りなす、魅力的なものでしょうか?

 

楽しみです(髭も(笑))ラブラブ

 

では、またお茶