Bill Pullmanの療養所での症状が目を疑うほどレアだったのは、2回に分けて書きました。



 他にも、重度の低酸素状態なのに意識がはっきりしていたことなど、摩訶不思議レベルの症状はたくさんありましたが、驚きは症状だけにはとどまりません。

 回復スピードがまたギネス級の驚異に満ちていたのです。


 ボランティアで療養所を訪れたSandra Bullockに恋をし、再び生きる気力を取り戻した話は何度もしましたね。あの療養所の庭で微笑んでいる相手も彼女。


 さて、生きる理由を取り戻したとしても、一般的には末期状態から回復するのはかなり困難。ところが、Billの場合は…。


 庭の写真がHornellの療養所にいた頃で、6月。まもなくCaliforniaの療養所に移った後、9月には↓この状態。


療養所のイベントパーティーに初めて参加するBill Pullman


 何と、もう立って歩いています!! 


 浅かった呼吸も安定し、会話もほぼスムーズにできるようになったことが見て取れます。髪の艶や筋力の様子などから見て、食事もだいぶできるようになっていたでしょう。


 普通なら、末期状態からここまで回復するには数年、もしくは永久に無理なレベル。なのに、Billはわずか半年ほどで、ほぼ社会復帰できる段階まで回復したのです


 療養所時代の症状も珍しかったけど、回復スピードもまたレアの中のレア。いかに精神が強く身体に働きかけていたか、目の当たりにする気分ですね…。


 そして、このわずか4年後には、あの『スペースボール』ですよ! あの映画でのBillは数年前まで療養所にいたとは思えないほど元気いっぱいでした✨


・『スペースボール』のプロモーション写真


 TamaraがSandraとの仲を引き裂かなかったら、Billはこのまま健康を保てて、2度と苦しむこともなかったのに…。


 '91〜92年頃、周りの手助けもあって、2人はやっと再会して事実上夫婦になれましたが、それでも被害の大きさは計り知れません。Billの左目は完全失明し、左足はかなり不自由に、そして長年何の権利もないTamaraに財産を吸い取られる羽目になったんです! どれほど悔しかったことか。



※25年10月10日、時期に関する記述を一部訂正しました。