昨日書いた通り。

初めて津波到達をした場所に立って13年目のその日、その時間を迎えた。

あのね、私、慰霊祭とかそういう場所に行ったわけではないの。

ホントに普通の街の中。

ただ、「ここまで津波が来ました」っていうラインのあるような場所。

近くの商業施設からは
「14時46分になりましたら黙祷しましょう」というようなアナウンスが聞こえる。

歩いている人々も時間になると自然と海の方を目指して歩き出す。

黙祷を捧げる。誰も声を出さない。隣に立ち同じように黙祷しているだろう夫や次男も何も言わない。

なんだろう。うまくいえないけど、胸がぐるぐるする。泣くつもりはないのにぐるぐるが込み上げてきて涙が止まらない。

今何を書きたいのかわからない。

今日から14年目の日々がはじまる。

ぐるぐるしたまま。