知床旅情 2 | 平穏な日々と菫色

平穏な日々と菫色

ゆっくりとした毎日 時々アンニュイな感情

夏の旅行で思い出すのは、泊めて頂いたお宅の水の冷たいこと。
手を洗うと、ひんやりと涼が増します。
敷地内に湧き水があり、それを引いているので水道代はかからない
そうで、トイレなどの下水道代のみ使用した湧き水の量に準じて支払う
仕組み。自然の恵みが豊かです。夏にこれだけ冷たいのだから、秋口
には暖めないと思ったら、ソーラーパネルが屋根の上に設置されて
いて、それを自宅の電気代にするとの事でした。 設置費用は決して
安くはないけれど、自宅の電気に使えるのは魅力です。

知床には冷たくない水=温泉が流れている珍しい滝もありました。
カムイワッカの滝です。
知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイ
ワッカの川となるもので、靴を脱いで裸足で滝の斜面を登ることが
出来るんです。滑らないよう、気をつけて足をつけてみると 
”温かい!”

滝を登って行くと「一の滝」の滝壺に着きます。 温度は約30度
だそうで、小さなお子さんとお父さんなどが水着になって入って
いました。 一の滝より上流には四の滝まであり、温度は入るのに
もっと適温らしいのですが、転落や落石の危険で現在入れるのは
一の滝の滝壺まで。 それでも充分なネイチャーツアー。
上るよりも下るほうが滑りやすく、やっと岩肌の靴まで戻って靴と
靴下を履くと、安心して気が緩んだか見事に転んでしまいました。
服は濡れず、肘に少々かすり傷。 靴のほうが滑りやすいと言われ
行かれる方はお気をつけて(・ω・ノ)ノ

カメラマン(私)が擦り傷にバンドエイドを貼るのに忙しく、滝の写真
を撮るのを忘れてしまい残念 (;´Д`) 。 知床には 神の子池など、
素敵な場所がまだありますので、また順次UPしたいと思います。