知床旅情 | 平穏な日々と菫色

平穏な日々と菫色

ゆっくりとした毎日 時々アンニュイな感情

 
今朝の予報では午後は雨マーク。予報は外れて洗濯もばっちりOK。
先日の旅行中も雨にあたることはなく、沢山の景観を楽しめました。
唯一2ヶ所、霧がかかって全く何も見えなかった場所があり、摩周湖
を裏側から見る裏摩周湖と呼ばれる所と、中標津の開陽台です。

 


こちらは前日の摩周湖の写真。この日は湖と周囲の山や木々が
はっきりと見渡せ、静かでとても落ち着く湖でした。
それが次の日、裏側からの裏摩周湖に行った時は一面が霧の中。
昨日は見えた湖も山も何もかも、全く見えなくなっていました。
ちょうど飛行機の窓を覗いて、雲が続いている時のような感じ。
霧が濃くなると、運転する車の前方もわずかにしか見えなくなる
ので注意が必要です。 地元では危険でやっかいな霧なのですが
普段、濃い霧を見ることがない私達にとっては何も見えない程の
霧もめずらしく、また強い風が吹いたときにとサッと霧が動くさま
は神秘的でもありました。

開陽台は標高271mの小高い丘で、周囲に視界を遮るものがないので
地平線が丸く見えて視界は330度と言われているそうです。 晴れた日
は国後島まで見えるとの事、国後島は見てみたかったのでちょっと
残念。 いつか国後島や択捉にも渡ってみたいものです。

開陽台へ行くまでの道の左右には多くの牧場が広がっていて、牛や馬
がのんびりと餌をはむ姿や、今は少なくなってきているという塔形の
サイロを見物。 「動物のお医者さん」にも塔のサイロの様子が出て
きますよね(・ω・)/ 。 サイロは労力がいる為、今では牧草をメートル
単位で丸めてラップフィルムでぴっちり覆って保存する形が多いようで
幾つも大きな丸い牧草や、黒いフィルムでラップ済みのものがあちこち
に置いてありました。そして食べたソフトククリームは美味しかった!
さすが有数の酪農地帯の味でした。