は、紛れもなくうちの子以外に存在しません。
その子はとにかく・・・細いのです。
最初の病院では、骨格の成長が止まった時期だったようで
「今後はフードを減らすように。そうしないと今度はどんどん肉になって体重オーバーになるから、即『足腰に負担がかかるよ』」
と言われました。
その後、お散歩中に知り合った、何十年も多頭飼いをされていて、しかもみんな長生きさせていらっしゃる人にも
「これ以上、横に成長させちゃ~いけないよ、即、足腰に来るよ。」
とご忠告を頂きました。
その後、別の事でかかった獣医さんにも、その時の症状とは別に
「この子は去勢はやめた方がいい、特に向いてない」
と言われました。
「即、骨に来る」でした。
ここまで言われたら判るでしょう～？
この先生から見ても、たま～にやめた方が良いと助言せざるを得ない子が来るようです。
ちなみに、この先生は、獣医さんたちに指導される立場の先生です。
診療がメインではないのです。
だから、無理やり弱い子に数万円の為に去勢や避妊を勧める必要はない先生でもあるのです。収入源は先生業だと思われますし。
所が先日、問い合わせたある幼稚園では・・・
まあ、ドッグランでも幼稚園でも、沢山集まる場所では、去勢や避妊をしている子でないと受け付けて頂けない場所も多いのは知っていました。ドッグランでも、去勢までいかなくても、マナーベルトを義務付けられる場所もあります。
私は、そういう規則がある場所は、すんなり避けるつもりで探していました。
だから、最初に去勢をしていないとだめだと言われた時点で、もうやめようと思っていたのですが、先方がしつこく食いついて来た事に驚きました。
まず、うちの子に去勢をやめた方が良いといわれた病院名を聞かれました。聞いて何がわかるの？
区も違うし、まさか大阪中の動物病院を把握しているわけ？
でも、聞かれたので一応答えました。
するとまあ、恐ろしいことを言われました。
うちの区から通っている子が通っている動物病院名を挙げて、
「ここに行けば去勢して貰えると思います。」だと。
「は～？？」
ですよ。
私は「向いていない」と言われたからやめたと言ったのですよ。
それを、まるで先生をやぶ医者のように言うんです。
動物でも、生きている以上、本来不要な臓器などありません。
何らかの症状が出てきても不思議ではないのは、私も長年ホルモン治療をしているため、嫌と言うほど実感をしています。
体重が多い、骨のがっしりしている子ならともかく、うちの子に最初から助言を下さった先生に、感謝することはあっても、誰がヤブ呼ばわりされて、すんなり知らない医者の所に行きますかって。
第一、うちの先生は先生の先生です。
手術ぐらいやって貰えますよ。
でも、向いていないと言うのです。
それを、この若い訓練士か何か知りませんが、全く理解出来ないようでした。更に、ホルモンの状態が変わるということすら知らないようでした。呆れてモノが言えません。
日本語の意思疎通に限界を感じて断りました。
動物病院も色々です。
１０箇所行けば、９箇所ぐらいは去勢すると言うでしょう。
病院にとっても良い収入源ですから。
ですが、私は目先の利益で不要なメスを入れようとする人より、先のことを考えてアドバイスしてくださる先生の所に通うことに決めたのです。
ここは、とにかくシニア犬が多く通うのが特徴です。
よそで長年通っていたのに悪くなったら見放された子も通っているそうです。
人間の病院も同じ考えで探して通っています。
うちの子には、そんな目先の数万でアーダコーダと余計な事をさせたがらない、太っ腹な先生を見つけました。
この子を迎えるとき、自分の事以上にクレーマーになってでも、この子を護ろうと決めました。
動物の寿命も延びてきています。
でも、私は健康なまま、長生きさせたいと常々思っています。
動物従事者の人たちは、私はもう、相当厳しいフィルターを通してしか、見ることが出来なくなりました～
でも、助けて下さる人は必要なため、いい先生には感謝してついて行きます～
※今回の手術についてですが、あくまでもうちの子特有の体質に関して、「向いていない」と言われたのです。
私自身、知り合いやご近所にも手術をしても差し支えない子たちも多いことは知っています。あくまでうちの子の話ですので、ご自身の愛犬、愛猫ちゃんを去勢、避妊された方も、気を悪くなさらないで下さい。
