ワンチャンを飼っている人の大半は、本当に小さいとこから育てていらっしゃるみたいです。
前の子達の時には、私も相当早くから育てました。
でも、動物愛護法の改正があってから、お店でも犬舎でも、そこそこ大きくなっている子がいます。一歳過ぎている子もいたりします。
聞いていたよりはるかに大きくなった今となっては、一歳過ぎた成犬のほうが良かったかも知れないとも思いましたが、うちの子には格別の思いもあり、後悔はしていません。
うちはまだ一歳まではしばらくありますが、離乳食は終えて、完全にドライフードになってから迎えました。その場合、ワクチンも遅いため、しばらく外出は控えるように言われました。
時期も悪く、人間もインフルエンザが流行っていたころでもあり、動物病院に連れて行ってもろくなことにならないだろうと思い、ひたすら家で遊ばせて来ました。
家の中でも、決して運動不足にはなりません。
むしろ、外では絶対に走らないようなスピードで飛んでいます。
ただ、ひとつ気になっていたことがありました。
年が明けて直ぐに、初トリミングに行った時の事でした。
年末に一通り済ませて迎えていたのです。
本格的にする必要はなく、本当にお顔の一部だけでした。
ご近所のサロンの対応や腕前を見るにも丁度よいと思ったのです。
出来栄えは、本当に丁寧でキレイな仕上がりでした。
サロンとしては大満足!
このサロンは、元々ワンチャンを迎えるための相談もしていたのです。
でも、結局はよそからご縁があり、迎えました。
前からオーナーのお人柄はわかっていました。
ですが、ワンチャンを預けたのも、迎えに行った時にも、対応されたのはトリマーさんか受付参加わからない女性でした。
うちの子は、確かに月齢は経っていましたが、ワクチンを打ってから2週間も経っていなかったのです。だから、最初にオーナーさんに確認をして、わざわざよそのワンチャンが居ない時間帯に呼んで頂きました。そのことで、まさか難癖をつけられようとは夢にも思いませんでした。
感染症にでもなった場合、誰が責任を取ってくれるのよ!!!
通常は送迎があるようですが、私は歩いて迎えに行きました。
料金を支払い、帰る前に、その女性が余計なことを言ってきました。
「この子、何ヶ月ですか?」と。
「○ヶ月です。」と言うと
「もう出してもいいんじゃないですか?」
だと。
「ワクチンを打ってまだ、2週間も経っていませんから。」
と言うと、一瞬首をかしげて
「もういいと思いますよ。」だと。
「思いますよ」ですと。
適当なことを言われたら困るんです。
「ブリーダーさんは、しばらくはよその子に合わせないよう言われました。春からでも言いぐらいだと言われました。」と言いました。
すると
「いい加減、歩かせないと、本当に歩かなくなりますよ。社会性がなくなりますよ。」
とあざ笑うかのように言われました。
この家は、うちの子がどのような犬舎にいたかも知らないのです。
私が出会ったブリーダーさんは、チャンピオンも輩出され、本当に丁寧に親身になって繁殖をしながら、引退した繁殖犬も、きちんと最後まで育てていらっしゃいます。
ワンチャンたちを、ご自身の子供のように扱われていました。
うちの子も、大事に育てられていました。
お散歩にも連れて行ってもらっています。
小さいケージに閉じ込められていたわけではなく、大勢の仲間と一緒に暮らしていました。
だから今、ケージで一人で眠るのが嫌で、入るのも嫌で、私は手を焼いているのです。
社会性がないなんて、ふざけたことを言われる筋合いはない!!
うちの子は、社会性はかなりあるほうですよー
だって、何度か外に連れて行きました。
最初、お惣菜屋さんに行くと(中には入ってません、外からお金を渡しました。)
奥さんが「可愛いね~」と頭をなでてくれました。怖がりも吠えもしません。
その後も、公園に行ってみました。
人がいない公園に行きました。
ハトが居たのでワンチャンにも話しかけました。
「ハトさんいるねー」「お花がきれいね」などなど。
すると、ハトに反応して、バッグから飛び降りようとしたのです。
何の準備もしていないので、その日は帰りました。
帰る途中も、知らないお婆さんが話しかけて下さいました。
それでもワンチャンは普通にしていました。
家に来るババの知人やご近所さんにも、決して吠えないし噛んだりしません。
カバンの中でも、ワンチャンはずっと鼻をクンクンさせて、空気のニオイをかいでいます。
この子はずっと、鼻をくんくんさせています。
この次に出るときは、地面を歩かせてみようと思います、
ですが、外が寒すぎて、鼻水をたらすのも可愛そうなので、本当に春でもいいと思います。
ただ、今回の件以外にも、以前ももう少し先のサロン件ショップの女にも、酷い暴言を吐かれました。
私は、今回の子も、親犬のサイズもきちんと確認をして、もうそろそろ止まるだろうと思って決めました。それが甘かったのです。
この次は、とことん調べて隔世遺伝もないようにしないと、正直人間がしんどくなるのです。
ですが、ある年数、お店の店員さんや、トリマーさんなどをしている人たちは、
やはり仔犬は60日までに売れるもの、半年経てば「売れ残り」となるみたいです。
最初に失礼な暴言を吐いた店員も、サイズが止まっている子を聞いたら
「売れ残りしかいないでしょう?電車に乗って本店に行って聞いて見て下さい。」
だと。
これ、馬鹿にしてないですか?
わざわざこちらは出向いているのに、電車に乗って本店に行けと、名刺を渡すのです。
暇そうにしているくせに。
ここで、私は社会人としてのモラルを疑いました。
自分が勤務する店のいわば「商品」の問い合わせがあった場合、まず、電話して確認ぐらいするのが「常識」ではないかと思いましたが。
何も言わず、家に帰りました。まさか本店などには行く気にもなりません。
むしろクレームの電話の一本も入れようかとさえ思いましたが、面倒で止めました。
店員が当たり前だと思っている60日以降も、長期間、うちの子は母犬の愛情に包まれて、幸せに過ごしていたんですわよ~これ以上贅沢なことはありませんってば~!!!!
人間が手放す事をためらって居るうちに大きくなるようなワンチャンもいるんだよ~
あんたら考えた事もないでしょうが~
前の子が本当に早かったのに、本当にいい子に育ってくれたのは、本当にラッキーだったと改めて思います。
今の子を見ていると、確かに歯磨きもお顔拭きも逃げて嫌がりますが、母犬に色々な事を教えて貰っていることは、あらゆる場面で見てわかります。母犬以上に上手く教えるのは、人間には難しいことが多いです。
だから、先でこの子のお友達として向かえる子も、出来れば母犬と長くいた子が居れば嬉しいと思っています。
ただ、それ以上に、今の子が予想外に大きくなって重くて大変なのです。
もっと小さくなる予定の子を厳選しないと、15年先にはもっとしんどくなります。
よく、売る側の人はサイズの事を言うと嫌ったり、軽蔑するような発言をします。
でも、15年、場合によっては19年生きる子もいるんです。
人間も20年たてば体にがたも来るのです。
その時にでも責任を持って、病院にでも連れて行けるようにと考えることは、決して悪いことではないと思います。
チワワちゃんが人気なのは、この辺の事情が大きいのではと思います。
私もそのうち迎えたいです。