が芽生えると、ワンチャンは吠えるようになるみたいです。
ブリーダーさんにもちらっと聞いたことがありました。
ワンチャンがうちに来て、少なくとも一週間以上、「ワンワン」と鳴く声を聞いたことがありませんでした。本当に鳴かない子なのです。
最初、見学に行った時、そこに好感が持てました。
前の子に良く似ている所のひとつです。
ですが、犬舎と違い、家庭のリビングに居て、毎日何度も電話やインターホンが鳴る生活です。その都度鳴かれると、正直煩いな~と思っていました。
所がうちの子は、何がなってもテレビで大きな音がしても、一瞬耳を立てて振り向いて、何事もなければ知らん顔です。ここは何より助かりました。
ババは「これじゃ~番犬にはならわいね~」
と言いましたが、最初から番犬など臨んではいません。
番犬が欲しいなら、3キロでも重たいなんていえませんしねー。
所がある日の午後、窓の外のほうを見て、行き成り身構えるような姿勢になり
「う~・・・ワンワンワンワン!!!」と文字通り、初めて吠えました。
一瞬耳を疑いました。
普段うちの子は「クンクン」と可愛い声でしか鳴きません。
大抵はごはんかお水かトイレです。
所がその時は、どすの利いた低温の、とても響く声でした。
吠えた先を見ると、なるほどー
大人一人がかに歩きで通れるスペースですが、誰かが入るとすれば、エアコンや給湯器の交換や修理以外、まず用がないのと、塀をよじ登らないと入れません。
そこまでして入ってくるのは間違いなく、不審者です。
うちが引っ越してくる前に付近では空き巣が横行していたことがあり、地域でもかなりの被害が出たそうです。
外から声だけ聞いていたら、間違えてもうちのような小さい子犬が吠えているとは誰も思いません。大型の柴君や秋田君のほうが、もっと甲高い声で吠えていますけどねー
何だかりゅうちぇる君を思い出しました。
裏声に迫力があり面白いですね~
ワンチャンは、窓の外以外にも、屋根裏などのネズミなどの気配も察知して吠えるそうです。
そういえば、この子が来て、屋根裏のネズミたちの駆けずり回る音がしなくなりました。
いい子が来てくれました~感謝です!