コロナは、怪しいワクチンを受けさせるための陰謀だと言う説が根深いです。
実は、ワクチン開発は、オペレーションワープスピードという、見事な開発プロジェクトが、あるのですが…。
突然、世界が変わって、ウィルスが慢延したので、その不安から生み出されたものは多いのだと思います。
不安だと思う人は、少しでもまとも、正しいと思われる情報を必要としているのかと思いきや、そうでもないのな、ということがわかりました。
不安だという人のために、21世紀の叡智と呼ばれている、ユヴァル・ノア・ハラリの
「世の中が一つの大きな陰謀のように見えるとき」
を私のメルマガやFacebookでも紹介しました。
読みやすい訳文で、それほど長くない記事です。
でも、訳わからない陰謀論を信じるのですね。
そもそもウィルスのコントロールは難しく、ややもすると、味方の側にも被害がでたり、変異して、思わぬ方向に行ったりするので、世界征服には、非常に不向きです。
そして、本物の陰謀というか戦略は、陰謀と、我々に感じさせないものです。
少し考えてみれば、なぜ、第二次世界大戦の時の敗戦国の日本は、「過ちを犯しません」と広島の原爆の慰霊碑の書かくのか。
もちろん、戦争は良いことではないけれど、人類初の原爆を落とした方が、そう書くべきなのではないか?とも考えられるのに。
そもそも戦争は、正義ではなく国益をかけて戦うことが殆どです。
それなのに、なぜ、私たちは、そう思ってしまうのか。
私たちは、そういうことに疑問を持たないし、持つ人は少ない。
私の友人で、長い間ウォール街で仕事をしていた投資銀行家の友人は、
「新幹線を売ってくれと頼まれるけれど、世界は、あんな秒単位のダイヤの正確さを求めていないから、それは売れない。
もし、私に一任して売れらせてもらうなら、まずは10年かけて、電車が正確な時刻に到着しないと、イライラするという文化を植え付けるところから始める」
と言われた時に、アングロサクソン型の長期的な戦略の一端を見た気がして、寒くなりました。
本物の陰謀や洗脳というものは、本当に密やかに忍びこむものです。
話は戻りますが…。
上記のユヴァル・ノア・ハラリの丁寧な解説よりも、
陰謀論を信じる人は、SNSで多少知られたスピリチュアル系の人や、陰謀論支持の怪しげな擬似化科学を振りまく、グループリーダーの意見を信じるのです。
全ての人がそうではないのだけれど、結局、正しいと思われるいことよりも、自分が信じたいものを信じる傾向が強まっていると感じています。
客観的な視点を持ち、冷静に考える人が、少なくとも最近の中年の女性では少ない気がします。
これは、あくまで、私の周囲の人を見ての感想なのですが…。
この考える力が弱いことは、ネットの断片的な知識に頼り、今更の意見だけれど、さまざまな分野の本を読まないことが、原因の一つではないかなと思うのです。
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