本日もお疲れ様です!
カフェオレです。




    

♯25

ただいま





シデを倒し、全ては終わった。影の潮も消えてしまった。

新たな7月22日を迎え目覚めた慎平はフェリーの中にいた。和歌山市〝日都ヶ島〟へ二年ぶりの帰郷となる。目の前にはひづるの姿が…  ひづるは〝初対面〟の慎平が小説家〝南雲竜之介〟だと知っていたことに驚く。 
波止場に着くと既視感を覚える慎平。澪、窓、朱鷺子の出迎えを受ける。
〝皆良かった、無事で…〟と思う慎平。なぜ嬉しく思ったのか、不思議に思う。何故、帰郷したのか覚えていない慎平に窓は驚く。潮から連絡があり帰ってきたのだった。

慎平は〝洋食コフネ〟を訪れていた。潮と澪の父で店主のアランをはじめ島の人々に迎えられる。




7月21日。留守電に潮からメッセージが入っていた。〝たまには帰ってきたら〟〝網代君〟突然の連絡の理由を考えた時、前日に変な夢をみていたことを思い出す慎平。内容は覚えていないが、島が消えてしまう不安に駆られた。皆の無事を確かめたくて帰ってきたのだった。

〝コバマート〟に顔を出す慎平。しおりや子供たちと話をする。そのそばには〝日都夏祭り大祭〟の張り紙があった。
祭りの日とハイネの誕生日がかぶり、その翌日は潮の誕生日だと言い合う子供たち。

一人、島を回る慎平。日都神社をお参りするとそこには雁切巌の姿があった。隣には息子〝大和〟の姿もあった。大和の話では、潮が浜掃除で大事なペンダントを無くし一昨日から探していると言うのだった。
慎平は潮の元へ駆けつける。勝手に東京に行ったことを謝る慎平。〝無事で良かった〟と涙を見せる潮。潮も夢をみていた。慎平に二度と会えなくなる夢。慎平の影に手を差し出し〝捕まえた〟言う潮に慎平も潮の影を捕まえて見せる。貝殻のペンダントを見つける慎平。ホッとする潮の首にネックレスをつける。




7月24日。慎平はコフネでひづる会い夢の話をする。その夢でひづるの正体を知ったのではないかと言う。
〝並行した世界の記憶〟
そこにハイネの誕生会を終えたしおり親子と竜之介が訪れる。ひづるの元に誕生日プレゼントのお礼を伝えにハイネが駆け寄る。
竜之介が話の邪魔をしないよう注意する。
〝パパも邪魔したらあかんよ〟とハイネは竜之介の手を引き連れて行く。ハイネを見つめる慎平。〝良かったな〟と思うのを不思議に感じる。
竜之介からひづるが新作を書いていると聞き
興奮する慎平。



祭りが始まり、神輿を担ぐ潮とアラン。
窓は慎平に潮と仲直りしたのか尋ねる。〝うん〟と答える。心のわだかまりがすっと消え少しだけ寂しい感じがしていた慎平。
窓は慎平に力を貸してほしいと頼む。花火のを時、澪に告白するらしい。

潮から着信があり窓が告白するから、他の皆は浜で花火を見ていてほしいと潮も頼まれていた。
浜で潮にたこ焼きを持って行った慎平は旧病棟の記憶を思い出す。
〝おかえり〟と潮。〝ただいま〟と慎平。
その声は花火の音でかき消されていた。 

7月25日。潮の誕生日を祝う声が響く。











 

最終話を迎えたサマータイムレンダ。まるで何事も無かったかのように、平和な時を過ごしている日都ヶ島の人々です。

潮、ひづる、竜之介、根津たちは生きていて雁切真砂人はいませんでした。
雁切巌とその息子・大和がいて、ハイネが竜之介の娘・波稲として存在していたのには驚きました。

南方竜之介の小説は慎平の話に興味を持ったひづるが慎平の話を元に書いたようですね。タイトルは〝サマータイムレンダ〟

慎平と潮は同じ夢を見て、お互い心配になり無事を確認しホッとしていました。 
たこ焼きがきっかけで、シデとの戦いを思い出したのでしょうか?
それは二人にしかわかりませんね。

窓が澪に告白している時、木の影から見守っている朱鷺子の姿が星飛雄馬を見守る姉・明子のようでした。古いか…⁉︎

結末に関してはいろいろ意見があるとは思いますが、私としては皆無事で良かったと思いました。慎平と潮に幸あれ!って感じです。







明日も平和で楽しく🕊
幸せな1日でありますように!