死ぬまで生きる(風立ちぬ 1954年実写版) | 気ままシアター

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本映画専門チャンネルにて「風立ちぬ」鑑賞しました~

今大ヒット中のジブリのアニメ、じゃなくて
こっちは実写版です

1954年の作品ということもあって、
白黒~
でもね、私はジブリ版じゃなくてこっちの方が面白かった~


ストーリー

軽井沢の高原で出会った弘(石浜朗)と節子(久我美子)

胸を病み、父・壮太郎(山村聡)と共に東京へ帰る節子
八ヶ岳の学校の実験場へ向かう弘

甥・弘と節子の交際について壮太郎を尋ねる泰子(山根寿子)
泰子は壮太郎がかつて愛し、結婚することができなかった女性だった

再び、軽井沢の高原療養所へ入院する節子
献身的に看護する弘だったが、
節子の病状は重篤だった




本作は完全なる純愛ストーリーです
もちろんのこと、飛行機うんぬんは出てきません~

平日の朝、出勤前にやっていたので
なかなか見られなかったけど
ほぼ1週間、毎日放送していたので、ちょっとづつ見ました~

結構面白くてね~
白黒ってのと、画像が荒くて残念~
これを現代の綺麗~な画像でリメイクして欲しいな~って思った

じつは1976年に三浦友和さんと山口百恵さんでリメイクされているんだそうです
youtubeで予告編を見たけど、
戦争がからんじゃって、やっぱり1954年版の方がいいな~って思った

弘と節子の交際がご迷惑じゃありませんか?と
伯母が節子の父を訪ねたり、
弘が「節子さんと結婚を前提に・・・」と父に伺ったり、
こういうのが古きよき、日本だよね~

そしてビックリなのが壮太郎は過去に泰子を愛していた~
ということで、急接近します

職業が画家の壮太郎、
泰子の肖像画を書きます

芸術家の男性に愛される女性っていいよね~
自分を書いてもらうとか、
自分の為に作曲とか、
君をイメージして創作したんだ~っていう作品とか
もらったら、きゅ~んってしちゃうかも~

病気がなかなかよくならない節子
その弱ってゆく様子を見届けている弘
切ない~

当時はね、不治の病・結核です~
おまけに心臓も病気なんです、節子。

自分が死んでしまうイメージを夢に見たりして、
予感を感じている節子
でも、精一杯愛に生きていた

自分を諦めることなく、まっすぐに生きている節子
これが生きるってことだよな~と感動しちゃった。

弘さんと絶対結婚するために
「生きねば。」と強い生命力を感じたよ~


複雑な彼