今日は、ある月刊誌を読んで感動したお話をしたいと思います。茂木健一郎さん(脳科学者)と、塩沼亮潤住職(慈眼寺)の対談です。
この住職はとてもすごい方なのです。千三百年の歴史の中で、ひとりしかやり遂げられていない難行をやり遂げられた二人目の方なのです。
「大峯千日回峰行」と言って金峯山寺から二十四キロある大峯山まで登り帰ってくる四十八キロのコースを決められた日数毎日歩くのだそうです。
どれくらいすごいかというと、体力的に九十日あたりで限界が来て、その後十日間で、体重が十キロ落ちるそうです。
しかも・・ここがすごい・・千日回峰行には掟があって、いったん始めたら、途中でやめることは出来ないそうです。高熱が出ようとも、足が折れようとも、どんなことがあっても・・です。
途中でやめるときは持っている短刀で腹を切るか、腰に巻いている紐で首をくくるか、という命がけの修行なのだそうです。スゴすぎです。
修行ってこんなにすごい覚悟をしてすることだと思いませんでした。 次回続き