肛門狭窄で排便が苦痛だった2年前が遠い昔のように感じる。
肛門狭窄を治療するために皮膚弁移動術(SSG)を受けてから、いつの間にか1年8ヶ月が過ぎていた。
手術して本当に良かった!
こんなにも快便になり、お腹がスッキリするとは、術前は想像できなかった。
術後の痛みは日を追うごとに徐々に軽快し、私は術後3ヶ月足らずで痛みから完全に開放された。
手術当初は排便時痛があり、排便が怖かった。
「また、裂肛になったらどうしよう」
と不安を抱えていた。
手術創を少しでも早く直したい気持も強かった。
主治医に相談すると主治医は『ヘモレックス注入軟膏』を処方してくれた。
排便後に注入軟膏を使用することで、次回の排便時に便の滑りが良くなり、排便時痛が緩和されるとの説明だった。
術後1ヶ月はほぼ毎日、術後2~3ヶ月も頻繁に注入していた。
注入軟膏は術後の排便を大いに助けてくれた。
私は、もう2度と裂肛に見舞われたくないし、絶対に肛門狭窄に陥りたくない!と強く思っている。
裂肛や肛門狭窄を防ぐには、便の性状を良好にし、便秘しないことが重要である。
便の性状を良好にする為に、バランスの良い食事を摂る事、野菜や果物やキノコ類その他、食事から食物繊維を豊富に摂る事は一般常識だ。
しかし私は、それだけでは便が固くなりやすい。
そこで私は、酸化マグネシウムやその他の緩下剤は使わずに、ダイエットサプリで便の性状をコントロールしている。
何年も前からダイエット目的で、ダイエットサプリを摂取しているが、このサプリを摂取し始めてから、便の性状が柔らかくなり、排便を助けてくれていた。
私には
①DHC『ダイエットパワー』
②(株)メタボリック『イースト×エンザイム ダイエット』
が合っている。
手術前はDHC『フォースコリー』も摂取していたが、緩くなりすぎるので術後は中止した。
野菜が足りない時や、炭水化物が多めの食事の時は
③『賢者の食卓』(難消化性デキストリン)も利用している。
また、排便時間も日々一定にするよう努力している。
私は、朝食前に排便する習慣を身につけた。
排便時間がバラバラになり、前回の排便から時間が長く空いてしまうと、便の性状が硬くなる傾向なので、排便時間を一定にした次第だ。
便意がない時は、
①下腹を強く圧迫(のの字を描く)をしたり、
②下腹に力を入れたり抜いたり(ドローインドローアウト)したり、
③ヨガの“ガス抜きのポーズ”をしたり
④しゃがむ姿勢(和式トイレ座り)で腹部を圧迫したり、
して便意を催させるようにしている。
この調子で、これからも快便を守り続けたいと思っている。