本日、腰痛(すべり症)の治療2回目を受けた。
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前回の治療後から以下の2点に注意を払って生活を送って来た。
✥丹田(腹横筋)を意識し、丹田(腹横筋)を引き締める。
✥後傾した骨盤を前方向に立て、反り腰にならない姿勢を保つ。
しかし、常に上記2点に注意を払い続けるのは簡単ではない。
つい気が緩み、丹田(腹横筋)への意識が薄れたり、ふと気が付くと反り腰になっていたりする事が幾度もあった。
何十年もの期間をかけて形状記憶されてしまった誤った姿勢や誤った筋肉の使い方を正すことは至難の業であると痛感した。
それでも、誤った自身のデフォルトに気付く度、正しいデフォルトにアップデートするため、丹田(腹横筋)を意識し引き締め直し、反り腰により後傾した骨盤を前方向に立て直し姿勢を正して来た。
その結果、症状は徐々にではあるが軽減しているように感じる。
腰痛から右足に波及していた痛みや痺れの発現頻度は明らかに減少して来たし、腰痛も日によって波はあるものの、痛みの程度や痛む頻度は減って来た印象だ。
整骨院の先生から指導された、正しい姿勢/正しい筋肉の使い方を、日常生活の中で日々継続して実践する事の重要性と効果を実感できた。
今回、腰痛治療に際して、全身の筋肉の状態も診て頂き、全身の筋肉の解し施術も受けている。
私の場合、全身の筋肉が緊張状態にありカチコチにコリ固まっているとのお見立てであった。
何年も前から温泉旅行などで指圧を受ける度に、筋肉がカチコチにコリ固まっている事は指摘されては来たが放置していた。
整骨院の先生によると、バセドウ病患者の多くに筋肉のコリ固まりがあるそうだ。
甲状腺機能亢進により、身体が常に緊張状態に置かれ、身体が頑張り過ぎている結果ではないか…との見解だった。
治療により甲状腺ホルモン値が安定しても、コリ固まった筋肉はすぐに反応できずに、緊張状態は持続してしまうとの事だった。
そう言えば、身体の硬さや柔軟性の減退を感じ始めたのは、バセドウ病発症の頃だった。
私は腰痛の緩和だけでなく、同時に全身の筋肉の緊張状態を緩め、コリ固まった筋肉に柔軟性を取り戻したいと強く思った。
整骨院の先生に相談すると、鍼治療が有効とのこと。
早速、鍼治療も追加施術してい頂く事にした。
鍼治療を開始するにあたり、生まれてから現在に至るまでの病歴や体質、その他、身体に関して細かく問診を受けた。
その結果、私の体質は、東洋医学で言うところの“腎タイプ”とのお見立てであった。
鍼治療を受け、何となくではあるが身体が軽くなった。
腰痛(すべり症)をきっかけに、自身の体質を知る機会、身体全体と向き合う機会に恵まれ幸だったと思う。
※整骨院の先生
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師