先ほどまで、トゥマッチで春の味覚をはじめとする料理に舌鼓をうっておりました。(こんな日に限って携帯を家に置き忘れ、写真なしです。イメージを膨らませてみてください)
まずは、たらの芽のてんぷら。
サックサクの衣に、ほっこりと揚がったたらの芽。
まずは、塩で。
かみ締めると、口いっぱいに春の香りがひろがる。まさに自然の恵み。
そして、ほのかな苦味が残る。これがいい。ちょいとつけた塩がこの苦味を甘みへと変えてくれる。
新しい息吹を感じる春ならではの味覚。
次に天つゆで。
かつお風味の効いたつゆに、衣をたっぷりと浸して口へ運ぶ。
山の幸と海の幸の織り成すハーモニーは、ちょっと適当な言葉が見つからない。てんぷらを考えた人、そして天つゆで食べることを見つけた人、エライ。
空豆の炙り。
空豆を鞘ごと焦げ目がつくくらいまで炙ったもの。厚手の鞘を破ると鞘の中で適度に蒸し焼き状態となった豆が現れる。
んあああ。なんじゃこれは。
鮮烈な豆の香り。でも、えぐみや苦味を感じるどころか、豆の持つ甘さには驚く。なんと繊細でふくよかな甘さだろう。
そしてどこか懐かしさを感じさせる、ほのかな青臭さ。けしてイヤな匂いではなく、んー、子供のころにかくれんぼをした草むらの匂いに近いかな。
いや、これは参った。
高知からのフルーツトマト。
プチトマトをやや大きくしたくらいの小さなトマト。深い赤。
そして、その味の濃厚なこと。酸味と甘みのバランスが見事に調和した力のある味。さすが我がふるさとが育んだだけのことはある。(←ふるさと自慢)
トマトを「うまい!」と思って食べたのは、何十年ぶりだろう。
鮭ハラスのみりん干し。
ただでさえ旨い鮭のハラスを、手間ひまかけてみりん干にしたもの。
下手すると脂臭くなったり、染み出た脂が酸化して嫌なにおいを放ったりすることもあるものだが、なんとも上手く干物にしてある。
一見、ビーフジャーキーと見まごう姿であるが、かみ締めると、鮭の香りがプンと立つとともに、滋味があふれ出す。かみ締めるそのたびごとに新たな味わいのある珍味。
定番、牛すじとこんにゃくのどてやき。
いまだ、ここのどてやきを越えるどてやきには出会えていない。
黒七味とあさつきをどっさりふっていただくのだが、この白味噌仕立ての味付けにピリリとした黒七味がバッチリとハマる。
やわらかく煮込まれているが、肉本来の旨みは逃げておらず、肉のだしを吸ったこんにゃくがまた絶妙の味わい。
まだまだたのんだ料理はあるものの、今夜は酔いも回っていることだし、この辺にしておく。
機会があれば、みなさんも是非、行ってみてください。
賑鍋酒家トゥマッチ
大阪市中央区南本町3-3-23
インペリアル船場2F
06-6251-3417
http://too-much.ameblo.jp/
ブログでは、「本日のオススメメニュー」が紹介されており、その末尾に記載されている「合言葉」を言うと1品サービスしてもらえます。