このブログは当時の日記をたどりながら

ダウン症をもった希(マレ)を妊娠、出産、現在までを

詩と物語で綴っています



【22話】心臓疾患の告知


「心臓の病気は今は珍しいものではありません
100人に1人はいるかな…」


医師が話しはじめた



これはやばい



私はこの時はじめて
事の大きさに気がついた



きっとドラマだったら
泣き崩れたりするんだろうな


ふとそんなことを思った


『ここで泣いたらきっと
先生がちゃんと話してくれないような気がして
みんなに説明しなきゃいけないんだと思って
冷静なふりをした』


日記にはそう書いてあった


これはドラマなんかじゃない


現実なんだ


声を発したら涙があふれてしまいそうで
ぐっと堪えた


できていたかは分からないけれど


冷静なふりをして


医師が描く美しい心臓を眺めながら


説明を静かに聞いていた



ただ



「はい」



と返事をするのが精いっぱいだった




つづく



いつかの夕暮れ

心臓疾患の告知を受けた時も

確か

夕暮れ時だった



おしりふき

便利なおしりふきは

オムツがとれてもしばらく

重宝しました 歩く


肌との相性とか

使い心地とか

色々あるけど結局我が家は

mooney ニコニコ


おしりふきケースやふたも

可愛いのがたくさんありますね






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