西から太陽 -2ページ目

理想のタイプ

彼に似た人はいますか。





「どんな人が理想なの?」と聞かれると


その場の会話の流れに違和感ない返事をする事が出来るけれど


理想も何も


全て兼ね備えたのは彼しかいないのだ。



これからも私恋は出来るかも知れない。



けど生きているだけで愛おしいような男に人生二度出会うなんて思えない。






存在が甘く、ほどよくくたびれていて、


意地悪で、やさしくて


愛想悪くて、気ぃ遣いで



私の駄目なところしかしらなくて


私の事全然好きでもない彼がいい。



わーダメ人間!

今日もかろうじて生き延びて

想うだけで幸せだなんて。



疲れへんの?



疲れても



ないと生きてけないしね。



ぶれずにいくとこまでいく覚悟。



しーや。

東海道新幹線

どうしようもない感傷も


名古屋を過ぎたあたりから覚悟が決まってくる。


東京で暮らすという事。

東京で頑張るという事。

飛び出た日から後戻りは出来ない訳で、

私を構成する神経と細胞と肉体と精神と

私のまわりにいてくれる人々の存在を支えに



生きれればいいんじゃない。



小さい女になるんじゃないよ。