Jim O'rourke - Remove the Need
ジムの1993年のプリペアードギターによる即興作品。
プリペアードギターというのはギターの弦に金属の棒や、クリップなどはさんだりとジョンケージのプリペアードピアノを応用したものらしいんですが、ポップなジムしか知らない人にはかなり難解かもしれません。基本的にエレキギターのリヴァーブ、ディレイなどの残響音がゆっくりと変化させていくようなドローン作品で。本当にギターの音かと思うような音(非常ベルみたいな音とか、バイオリンの不協和のような音とか)の重なりが気持ちよい作品。なんとも説明しがたいいんですが、、
また、プリペアードギターですが
ピアノの弦にスプーンなどをはさんで特殊な音が出るように
した「プリペアードピアノ」と言うのがありますが、それの
ギター版を「プリペアードギター」と呼ぶようです。
特殊なものではなく、どのギターでもクリップやスプーン等
を弦にはさめば「一丁上がり」です。
ただ、そんな単純なものですが、はさむものやはさみ方は
全く自由なのでいろんな物ができあがります。
また出てくる音も千差万別になります。
面白そうでしょう?
自分のギターで一度試されてはどうでしょうか?
ただし、誤ってギターを傷つけられても保証の限りでは
ありません。
Fennesz:PLAYS (Mego/1999)
mego周辺のアーティストでもひときわ精緻な音響を聞かせるChristian Fenneszによるストーンズとビーチボーイズのカバー。虫の鳴き声のようなプチプチノイズで編み出されるPaint it Black、海賊放送をバックに演奏するプリペアードギター奏者のようなDon't Talk。どちらも原曲とは遠く離れた音響ながら、タイトルとの対比で「ああそうかもね」と呟きかねないくらいかすかにのぞく原曲の影。ノスタルジアでなくて「いまここ」でもない。ジムオルークのMoikaiから出した7インチのmegoからのリイシュー