ネクストモンスターは卒業だ!! バズーカ中谷潤人 | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

昨日は仕事中に夜中であるがAmazon Prime7の三大タイトルマッチを観た。

 

一応、井上拓真の防衛戦がメインであるがボクシングファンのほとんどがセミの中谷潤人がメインであった人がほとんどであろう。

 

その通りの結果で順当に三人とも其々、勝利したわけだが他の二人と比べても中谷は別格って感じがしたな。

 

 

 

結果は6R中盤でTKO勝ちしたのだが、相手のバンタム級王者サンティアゴは前戦、衰えたとはいえモンスターを一度は苦しめた日本でお馴染みのノニト・ドネアに明白な判定勝ちをした選手で、KO負けのないタフな選手。

 

加えて、159cmとこのクラスでも非常に身長が小さく豆タンクのような体型でタフそうだ。中谷は身長173cmなんだがここまで小さい選手と相対したのはなかったかも?

 

ボクシングは不思議な競技で同体重なら背が高く、両手両足が長いのが圧倒的に有利なんだが、その逆もあって体重の割に身長が小さいってのも練習相手が少ないのでやりにくいのだ。

 

1,2Rまでは背をかがめてクラウチングスタイルで闘っていた中谷、おそらく3Rあたりで相手の攻撃パターンが見えたのだろう、4R終了時点で公開採点(WBCなので)でフルマークだったので如何に、この選手が世界レベルで評価が高いかもわかる。

 

5Rもポイントを取って、迎えた6R右左のワンツーが貫き、腰がストーンと落ちるようにメキシコ人がダウン、もう3Rあたりでかなり強打にイヤイヤな顔をしていたのでそれまでもかなり効いていたようだ。

 

立ち上がるも連打を浴びてノックダウン、そのままストップになった。

 

無敗のまま三階級制覇ってのは日本では三人目らしいけれど、俺の理想としてはこの精密機械のようなバズーガパンチがあるんでS・バンタム、フェザーを制して、満を持して井上尚弥と最強対決をして欲しい処だね。

 

他の二人も特に井上拓真は昭和のド根性ボクシングでボディでKOしたけれど、そういうレベルではなくて解説の村田諒太なんかもそうですが、WOWOWエキサイトマッチで数々の名勝負を繰り広げたレジェンドのような倒しっぷりである。

 

もうネクストモンスターは卒業でバズーガ中谷とかでいいんじゃないかな?とにかく素晴らしい試合でした👊👊