定石通り行こうではないか。
1980年公開のこの映画はまたまた映画好きの友人に教えられて、後から観た。強烈でした。
ベトナム後遺症モノの映画で「ローリングサンダー」ってのがあるのですがある程度、下敷きにはしているがオリジナルRockムーヴィーである。
監督の石井総悟はこの映画の前に澤田幸宏と共作した長編「高校大パニック」を作っているが実質的にはコレがデビュー作である。
この当時から前後1970年代半ば~80年代半ばというのは俺の地元、神戸なんかでも神戸まつり(当時は港まつり)が暴走族の妨害により中止というか大混乱となり、村上春樹なんかの小説にもそういう描写があるんだけれど、なんか神戸って良くも悪くも本気の奴が多かったのね、この辺の時代は。
で、この映画はそのある種、社会問題となった暴走族対右翼?の壮絶なバトルを描写しているんですが、そういう筋より出演者が山田辰夫、小林稔侍などなど尖った雰囲気で非常にイイ。
日本版イージーライダーと言えば言い過ぎかもしれんけど、劇中曲の泉谷、PANTA、MODSは皆、先鋭的なRockであった。
来るべき80年代は俺達の時代だぜ!!って真剣にマジに狂いざいた俺や多くのRock馬鹿一世代は多かったであろう、日本中で。

