今、ボクシングのヘビー級の世界は超大型化の時代を迎えている。
WBCヘビー級チャンプ、ビタリ・クリチコは2メートル3センチ 体重115~130キロ。
WBO、IBFヘビー級チャンプ、弟のウラジミール・クリチコは2メ-トル 体重110~120キロ。
WBCヘビー級チャンプ、ニコライ・ワルーエフは2メートル13センチ 体重140~160キロ。
何か怪獣のプロフィールを書いてるみたいな感じ(笑)
大体、主要4団体のチャンプのサイズはこんなところである。ひょっとしたら団体は若干、間違えてるかもしれませんが私はジョー小泉氏や、俳優の香川照之みたいな超マニアではないので大目にみてちょ。
3選手とも旧ソ連圏のファイターでもちろん黒人でもない。クリチコ兄弟がウクライナでワルーエフがロシア出身だ。
3人の中で底を見せて少し打たれ弱くKO負けも3回喫してるウラジミール以外の二人は、完全なKO負けとか、判定で負けたことがなく底を未だ見せていない。
この3人に共通するのが一昔前の巨大ボクサーは大きい分、動きも遅かったが彼らは平均以上に速いのである。それでもちろんパンチのスピード、威力もあるので対戦相手はどこを攻めていいかわからずKO負けしてるのがほとんどである。
若干ワルーエフが遅いが、それでも巨大なのでパワーでカヴァーしてる部分がある。
特筆すべきがビタリ・クリチコだ。彼は左ジャブをスムースに出すために基本ノーガードだが右のガードも非常に低い。なんなんだろう普通なら大きくてもそんながら空きのガードだとヘビー級なら特に一撃をくらう可能性があるのだが、私は決定打を彼が貰ったのを見たことがない。
そんな右のディフェンスもなく下からループするような豪快な右フックを対戦相手に叩きつける。
私がよく見る元ボクサーの専門ブログの評論でもこのビタリの戦い方は常識外で規格外なのだそうだ。
ボクシングの基本は打たせずに打つことで、左はノーガードでもいいが右は最低アゴの近くまで置くのが当たり前だがこのボクサーの場合、その必要がないようだ。
ボクシングの基本は打たせずに打つことで、左はノーガードでもいいが右は最低アゴの近くまで置くのが当たり前だがこのボクサーの場合、その必要がないようだ。
これは私が今まで見てきたボクサーのスタイルでもないスタイルだ。
アリの全盛期の映像を観ても強打者と対戦する時は右のガードは高かった。
アリの全盛期の映像を観ても強打者と対戦する時は右のガードは高かった。
こんなフェザー級で一時代を築いたナジーム・ハメドみたいなノーガードスタイルで、ヘビー級を席巻してるビタリ・クリチコは現代の奇跡的な最強ボクサーの様な気がします。
近い将来クリチコ兄弟でヘビー級は統一されるでしょうが、彼らが衰える前に誰か新しいホープが打ち倒すシーンを個人的にみたいのですが残念ながら現在、候補は誰もいません。。。