自動切符発券機に向かいました。心配していたのに、
意外と簡単に切符を手に入れられました。(前もって予約しておいた方が
汽車代に相当差があります。)さあ、これからエジンバラまで5時間の旅です。
予約の際、テーブル席を希望したので書き物や食事の際は重宝しました。
途中、二人の方が隣に乗られたのでいろいろ話を聞いてみました。独りの
方は中高年のイギリス男性、ノーウィッチ在住、ヨークに会議で行くそうでした。
ノーウィッチ地方は中世の教会跡がたくさんあって、彼は中世建築の先生だそうです。
ヨークで降りられ、その後、若い女性が乗ってきました。彼女はオーストラリア人で
今エジンバラ大学に通っている大学生です。専攻国際政治学、将来外交官になり
たいと言っていました。古い国の美しい建物など若い国の人には大変魅力的だと
話してくれて、車窓からの景色や町の説明をしてくれたお陰で面白くない汽車の
旅が急に新鮮に見えてきました。
エジンバラ、ウェイバリー駅に着き、乗り換えてローカル線でカークカーディと
いう海辺の町に向かいました。駅に着いた時、26年ぶりで再会の旧友が赤い
スカートをはいて、頭は真っ白で、緑の背景に鮮やかに立っていました。ちょっと
お涙の対面でした。去年ノルウェーの大学学長の仕事を終え、今は地元の落ちこぼれ
高校生にボランディアで教えています。彼女はお父さんがイギリス人、お母さんがスコット
ランド人のミックスで、ロンドンで育ちましたが、お父さん亡き後、お母さんがスコット
ランドに戻り、老後を彼女が看たのでそのまま、スコットランドに残ったという次第です。
因に二人の息子さんの長男はアメリカ人と結婚して子供が二人、次男はアフガニスタン
でユニセフに勤めていますから、心細いんじゃないかと思うやいなや、案外一人暮らし
を満喫しているようです。お医者さんの弟さんが近くに住んでいるので心強いのでしょう。
そんなで彼女は旅行が多いそうです。
さて、彼女の家は町からちょっと離れたところにある、こじんまりとしたコッテッジ
です。中は全くアメリカという感じで、便利に出来ていました。裏庭には様々なベリー
やお花、ハーブ、野菜が植えられていました。その向こうに丘が見え、頭の黒い羊、
馬が放し飼えになっていて大変のんびりできました。ただ、パリと違って寒いので
外に出たくない私たちでしたが、歩いてご近所の古い家々、教会、旅館など見て
廻りました。夜は旅館を兼ねたパブでご馳走してもらいました。その夜は爆睡~
かわいらしい女学生さんが汽車旅に味わいを添えてくださいました。
小さなコッテージに住んでいる旧友
古い旅館兼パブ
まだ使われているポスト
小さな町の連中が集まる古いパブ、スコットランド人はアメリカ人に次ぎ、肥満だそうです。出された食事を見て納得、でもこんな寒いと高カロリー
が食べたくなるのが当たり前ですがね。