さて、小学一年生の娘は冬休みが終わり、学校がまた始まった。クリスマスから年始にかけて、イタリア全土がロックダウンになり家から出られない日々が続いていたのもあって、娘は大喜び。指折り数えて待っていた。

 

家の近くでの散歩は認められているが、冬休みの間は雨の日が多く、それほど外には出られなかった。

一度だけ雪が積もったことがあったが、その時は大喜び!はしゃいで庭で雪だるまを作ったりして遊んだ。

 

宿題もあったけれど、それほど量も多くなく、毎日コツコツとやって割と早いうちにほぼ終わった(娘よ偉いぞ!)。

面白いのが、宿題の内容。もちろん国語(イタリア語)や算数の宿題もあるのだけれど、その他にもこういうものが・・・。

 

・自分で家族の誰よりも早く服をきちんと着替える

・機会があれば水のペットボトルのふたを自分で開けられる練習をする

・自分で靴紐を結べるようにする

・自分でコートを着てファスナーの開閉ができるようにする

・自分で鉛筆を削ってペンケースの準備をする

 

こういう内容を見ると、なるほど自分でできない子供がたくさんいるんだな、と想像できる。うちの娘は自分で水のペットボトルのふたを開けられない。教えたのだけれど、力が足りないようでできていない。他は全部できている。靴はひものないタイプなので、問題なし。

 

普段の宿題でも、コートの脱ぎ着と靴ひも、ペンケースの準備は自分でできるように、と毎回書かれている。

小学一年といっても5歳から6歳の子供たちで、まだまだ小さいのだ。

 

授業中はうるさい子たちがいるらしく、先生が大声で「静かに!」と怒鳴らなければならないようだ。それに関しては、親同士のチャットグループで話題になったことがあり、子供に怒鳴るなんて信じられない、虐待だわというママや、いやいや、うるさいんだからそれくらいしょうがないでしょうよ、という派がいたり、挙句の果てには「私は校長に直に訴えるわ!」というママまで出てきて、大変な騒ぎになった。

 

結局クラスのチャット内で多数決をとり、先生に直談判しないで見守るということで落ち着いた。やれやれ、先生も大変だ。

 

クラス内のグループチャット(先生は参加していない)では、実にいろんな会話が繰り広げられるのだけれど、大事な要件以外にも個人的な学校への意見やら、絵文字やら、ありがとうとか、あらゆるものが氾濫していて、仕事中にふと携帯を見ると、未読のチャットが70件(!)などということが普通にある。

だいたい書く人は決まっていて、22人の子供に対して4-5人の親が毎回発言する。

 

学校が始まったばかりの時、コロナ対策として子供たち同士でもソーシャルディスタンスを保ちましょう、という学校からのお知らせが来たときには、「こんなの悲しすぎるわ」とか、「子供たちかわいそうに」など、超個人的な意見が不必要にチャット内を飛び交い、そうしたら誰かが「ここのチャットでは本当に必要なことだけを書く場にしませんか?じゃないと大切な情報を見落としてしまうし。個人的な意見は他で書いてほしいのだけれど」と書いてくれた!大賛成!

 

なのに速攻で、常連の発言者に「それはわかっているけど、こんな学校のやり方はひどいわ」とばっさり返され、結局は無視された・・・。

そして個人的感想が羅列されていく。

 

彼女たちは暇なのかしら?

 

とにかく娘は毎日喜んで学校に行っているし、勉強も意欲を持ってしているし、友達もいて楽しそうで、何より。

 

 

 

 

娘の小学校が始まり、WHATS APPという日本でいうラインのようなもののチャットグループがクラス毎に作られ、私は気が進まないながらもそこに入りました・・・。そこは22人の子供たちの親が(時に両親とも)参加しているチャットであり、まあだいたい発言する人は7-8人の決まった人なのですが、チャットの数がものすごい。

 

仕事の合間にふと携帯をチェックすると、未読のチャットが40件(!)ということも普通にあります。

こまめにチェックして、こまめに消していかないと、チャットはいろんな情報(というか大半以上が個人的な感想や、感謝の言葉)であふれかえり、大切な情報を見過ごしてしまいそうになるわけです・・・。

 

そしてこの前、クラス代表のPTAの投票がありました!

投票のずいぶんと前から、立候補したいという人がいたり、それをけん制して私が立候補することにしましたという人がいたり、紆余曲折を経て、公式に立候補したのは結局その二人。

 

そのうちの一人は娘の保育園時代から知っているカラブリア州出身のお母さん(けん制された方)。何にでも一生懸命で、すぐ感動し(クリスマス会で感動して涙を流していました)、私から見るとなんでもポジティブにいろいろ積極的に率先してくれるお母さんです。

突っ走ってしまってはいるのですが、彼女のやる気と一生懸命さは伝わっきていました(ハロウィンではおさげ髪にメイドの仮装をしていました)。ちなみに新学期早々に、「今スーパーにいて、キャンディーを買ってクラスに寄付したいと思っているのですが、みんな賛成かしら?」とチャットに書き、速攻で二人のママに「いいえ、うちの子には結構です。」と返され、あきらめていました・・・。

 

もう一人のお母さんは知らない方だったのですが(けん制した方)、クラスの懇談会で先生が話をしている最中ずっとカリカリとメモを取っていて、ミーティング後には自ら内容を5枚びっしりにまとめ、みんなにシェアしてくれたのですが、早々に先生にクレームをつけたりして、ちょっと教育ママっぽい、近寄りがたい感じでした。

 

選挙速報は、カラブリア母ちゃんの勝利。良かったよかった。

 

 

娘は幼稚園に2月末から通わないまま6月に卒園し、9月から晴れて小学校に入学しました。

イタリアの学校は入学式、卒業式などがありません。

 

初日は親も子も普段着で学校に行って、子供たち一人ひとりが名前を呼ばれて先生のところに集まり、先生と子供たちがクラスごとに学校に入って行きました。みんな拍手をして、写真や動画を撮ったりしていましたが、あとは通常通り。

 

入学にあたって準備したものは、やたらでかいペンケースと、やたらでかいリュック。以上!

 

教科書もまだなければ、毎日持って行くのはタッパーに入れた果物と水筒のお水、ペンケース(色ペン12本、色鉛筆12本、鉛筆、定規、はさみ、鉛筆削り、消しゴム、スティックのりなどすべてが入っている)、連絡ノート、着替えのみ。マスクはしていって、学校に入るとまず全員に新しいマスクが配られて、それに付け替えて一日過ごすようです。

 

最初の一週間は9時から12時まで、二週目は9時から14時までで給食が始まり、三週目の来週からやっと8時半~16時半になります。慣らすために少しずつ長くしていくのがイタリアの学校です。

 

娘は小学校がとても楽しいようで、土日に学校がお休みだと不満そうです。席は一番後ろだったようですが、その後席替えがあり、本人の希望で前のほうに、というか最前列になったようです。やる気に満ちあふれているようで、良かった。

 

給食はおかわりしたいらしいのですが、ないらしくて残念そう。食欲も心配なさそうです(笑)。

 

そんな感じで、新しい学校生活が始まりました。