男子のカーリング世界選手権、残すは決勝のみ。
順当に勝ち上がったスイスと、
7エンドラストはやられたものの、終わってみれば
終始相手にプレッシャーをかけ続けたスコットランドが進出。
20歳そこそこの若者チームが
すっかり大人になって落ち着いた、でも
パワフルスイープのスコットランドと
鉄仮面フォースのスイス。
石がたまったところで一気に弾き飛ばすか、
少ない石でどちらが1点とるか、とられるか、
色々な場面があるとは思うが、
一方的にどちらか楽勝、は考えづらいだろう。
ひるがえってわが日本。
昨日、とりあえず勝っておわってよかった、
という記事を書いたが、ここ数年の世界選手権の実績は
明るい未来に向かっているとはいいがたい。
私はそれほど長く・深くカーリングを観ているわけではないが、
それでも平昌オリンピック後、国内敵なしだったSC軽井沢のメンバーが
3つのチームに分かれていったのは残念だった。
それでも、直後にコンサドーレが世界選手権で4位になり、
日本選手権ではジュニアや大学チームが上位に食い込むようになり、
日本カーリング界全体として、確実に底上げはされたと思う。
が、肝心の世界選手権では、いまだにチーム両角のSC軽井沢と
チーム松村のコンサドーレの4位が最高。
いずれもコロナ前の2010年代のこと。
コロナで思うよな練習ができなかった時期が長く、
通常生活に戻るのが日本より早かった各国に比べて
不利があったのは確かだが、
正直、ジリ貧傾向にあるように見える。
カナダくらいカーリングが盛んな国なら、
群雄割拠からその時一番強いチームが出てくる、というのもありだろうが、
世界選手権を毎年見ていると、
カナダ以外の強豪国のうち、スコットランド・スウェーデンは、
ここ10年近く、ずーーーっと同じチーム、
スイスも多少顔ぶれが代わっても
フォースのMr.鉄仮面は、ほぼずっと出てきているはずだ。
全部の国のお国事情は知らないが、
少なくともスウェーデンのカーリング人口は、それほど多くないらしい。
日本国内の競争が激しくなっても世界と戦うには力不足、
というなら、賭けになるかもしれないけれど、
ジュニアから1チームに絞って強化にお金をかけるとか、
オリンピック直後の日本選手権上位2チームに
同じように強化を集中させて、まずはオリンピックポイントの獲得に
全力を尽くす、というやり方もありなんじゃないか、とちょっと思ったりする。

