建具の色と昼白色の照明 | 気になる/お気に入り

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アラカンシングル、築20年を迎えるマンションに手を入れながら、自分なりの快適な生活を模索します

わが家の洗面所は窓がない狭いスペース。

マンション購入当初は、よくある白熱灯になっていたが、

2年前、リフォームの直前に昼白色のLED電球に交換した。

 

正直なところ、昼白色にすることで、少なくとも

白熱灯の電球色の頃より明るくなったが、

なーーーーーんとなく薄暗く、くすんだ明るさ、

という感じが否めない。

また、リフォームで交換した化粧台も

扉カラーはホワイト、のはずだったが、

ちょっとグレーっぽく見える。

洗面ボウルはも、くすんでグレーっぽく、

グレイシアホワイトのコーリアンのカウンターも

写真を撮るとかなり白く見えるが、肉眼ではちょっとくすんで見える。

 

なんだかなー、と思いつつ、それでも白熱灯よりは

明るさは改善されているから

「自然な日中の明るさってこんなもんかしら」

と思っていたのだ。

 

が、しかし。

扉をペイントしてから状況は変わった。

 

 

ドアを白くするのだから、鏡に映る部分も含め、

明るく見えるだろう、ということは予想しており、

その予想は裏切られることはなかったが、

それだけではなかった。

 

化粧台の扉カラーがちゃんとホワイトに見える

(上の画像では陰になっているので

それほどわからないかもしれないが、肉眼ではかなり白い)

 

洗面ボウルも明るく見えるし、

カウンターも以前より白さを実感できるようになった。

 

今回使ったのはBwenjamin Mooreの

Dsitant Grayという色。

 

Benjamin Mooreのサイトではそれぞれの色について

名前の他に「LRV」という数値が表示されている。

少なくとも北米のペイント会社ではこれを表示するのが

当たり前のようだ。

 

Light Reflectance Valueというらしいが、

簡単にいうと100が明るい真っ白で

0が真っ黒、ということらしい。

 

Benjamin Mooreの白の中では

Chantilly Laceという色が非常にポピュラーな白で

これのLRVが92。かなり真っ白に近い、明るい白。

Distant GrayもLRVが90.2なので、かなり明るい白になる。

 

おそらく、このLight Reflectance Valueが高いため、

光をよく反射して廻りも明るくしてくれるのだろう。

セミグロスという艶のレベルとあわせ、

こういう明るさと艶は、壁紙ではなかなか出せないのでは

ないだろうか。

 

この色を日当たりのよいリビングの壁に漬かったりしたら、

眩しすぎて逆効果だと思うが、

窓のなくてもできるだけ明るく見せたい、

という場合には、なかなかよい選択肢だと思われる。

 

ますますペイントの面白さにはまりそうだ。