今年のテーブルウェアフェスティバルでは
福井は鯖江産の箸を買った。
その際、生産者の方がおっしゃっていたのは
「うちの箸は先の方まで四角く仕上げているので
豆でもつかみやすいんです」
という仕上げの違い。
試しに、わが家にある箸の中で、
あまり使い勝手がよくないかな、という箸と
較べてみた
右が今回買った箸。
つるんとした形状より、右側のように少し凹凸があるほうが
持ちやすい。
頭をそろえているので、長さの違いが判る。
私は指が短いほうで、手全体も小さい。
ピアノでいうと、オクターブをカバーするのに
親指と小指をほぼ平行になるまで目いっぱい開かないといけないくらい。
それでも箸は長めが好きなので、右側のほうが使いやすい。
注目すべきは先端。
こうして並べてみると、左側は先端が丸くて比較的太い。
右側は細くて左ほど丸みを感じない。
こうやって拡大して撮ってみるまで
あまり違いを意識することがなかったが、
なんとなく違う、という違和感には
ちゃんと理由があるんだ、と納得した。
箸を買うときは、持って確認することはできるが、
実際に何かをつまみ上げることを試せる店で買うのが
理想だろう。








