嗚呼!なんという温かさ。
思わず上海時代の事を思い出しました。
上海でやはり背広を新調したく、日系のセミオーダーメイドのお店に。
試着室(今風にフィッティングルーム)に入り、見本品を着ることに。
その際に少しかがんだら、日ごろホルンで腹筋を鍛えてるせいかズボンのファスナーの上にあるボタンが吹っ飛びました。
ああ、自分はケンシロウだなと思い、吹っ飛んだボタンをポケットに入れて試着室の外の籠に入れました。
さて、試着はうまく行き、日本人の店長さんと商談して進めました。
終わった時にこれまで着ていた私服に着替える際に、あれ?
吹っ飛んだズボンのボタンがしっかりついています。なぜ?
すぐに助手の中国人女性が目に入りました。
これはあなたが付けてくれたのですか?
その女性、何も言わず目を逸らしながら微笑みました。
その笑顔に一発でやられました。
普通なら「ボタンとれてますので付けました」と言うか、聞かれたら「はい、私が付けました」って言いそうなものを目を逸らし微笑むなんて。
嗚呼!自分は愛されている!
その中国人女性店員さんをぎゅっと抱きしめ・・・・
たい気持ちを抑え、「しえしえ」をマシンガンの様にいいました。
さて、時代は現代にもどり僕のホルン。超音波洗浄のおかげで鳴りが超ご機嫌です。
でもなんとなく違和感。
よく見たらホルンのあちこちにあった細かい凹みが直ってます。
僕は単に超音波洗浄をお願いし、その分の料金しか払ってません。
でも凹出しをしてくれるなんて
嗚呼!自分は愛されている!
銀座七丁目の楽器店に感謝し、気分良くホルン吹いた週末でした。