連続ドラマW「ゲームの名は誘拐」('24)
東野圭吾さんの2002年の同名ベストセラー小説を原作とし、敏腕広告プランナーが仕掛けた狂言誘拐ゲームとその顛末を描いたテレビシリーズ全4話です。主演は亀梨和也さん、共演は見上愛さん、渡部篤郎さん、武田航平さん、飯田基祐さん、小林隆さん他。
原作も読んでいるし、映画化作品の「g@me.」('03) も観ていますが、どちらも昔のことなので完全に忘れていて、このドラマを観終わって原作について調べたところでようやく気づいたくらい (^^;;;
そんなわけで自分としては完全に「初見」の感覚で観ました (^^)v
主人公のキャラクター設定があまりに幼稚なので初めは冷めた目でしか観られなかったのですが、終盤の「最初のどんでん返し」以降はかなり入り込めましたし、原作や映画版よりも楽しめました
ただ、最後のメロドラマ調の部分はちょっとしらけちゃったかなぁ…。映画版は主演の2人の配役からも明らかなように「ラブストーリー」として描く意図が最初から明白なのでいいんですけど、少なくともこのドラマの配役なら、主人公もヒロインもクソ野郎のままで終わった方が合っているように思えてならないんですよ…。もちろん、原作が出版されてから20年以上過ぎた今の時代に映像化するなら、こういう味付けをせざるをえないというのも理解はできますけど。
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