【燻製】ローステッドってやつ【スモーク】 | まー坊の好き勝手語るブログ。


まー坊です。


ローステッドメイプル。


僕の所有するギターの内、3本は

ローステッドメイプルを使ったネック。


反るとか反らないとか論争がありますね。


ヴィンテージライクとかね。


でもヴィンテージでは無い。


乾燥はしてるけど

セルロースが結晶化するわけではなく

破壊されている状態だとか。



それでかどうか知りませんが


ネック強度は確実に落ちる


コレはSagoさんも言ってますから

間違いありません。


分かりやすい例えで言うと

骨粗相症みたいな感じなんですかね?

なので取り扱いには注意が必要ですね。



乾燥したから良し。



では無く、

そこから安定するまで保管は必要なんだと思います。


バッカスをはじめ安価なラインからも

使用されるようになってきましたけど


おそらく、この手のローステッドって

安い材を均一化する目的なんだと思います。


こう言うネックはきっと、製材から加工までのスパンが短く、その一部が加工後に動く事で


ローステッドは反る。

と言う事に繋がっているんじゃないですかね。


知りませんけど。



ディバイザー系のローステッドはかなり濃い。


昔のSagoも濃いものが多かったけど

Xoticや手持ちのSagoマスはライトな感じ。



美味しいところを活かしながら

強度もある程度維持するのが

ライトサーモなんでしょう。


僕の場合は別にローステッドの

ネックが反るってイメージないです。



間違いなく3ピースの方が反りにくくなるし

そもそもネックは動くものだと

認識しなくてはいけませんよね。



ヴィンテージだって反るし。


当然、個体によって反り方に差はあるし

ねじれ方向に逸れたり波打ったり


まっすぐ反ってくれるとも限りません。


僕も過去にESP ホライゾン2は

ねじれ方向に沿った経験ありますし



高かろうが安かろうが

ローステッドだろうがヴィンテージだろうが

反る個体は反る。



ローステッドは反らない。


という都市伝説を信じないことが重要。



趣味の世界って


影響力のある人の言葉が

真実になってしまうパターンが多い。


釣竿も同じ。


実は真っ直ぐの竿なんて少ないですよ。

釣竿は全部真っ直ぐだって

思い込んでる人多いですけど


スパイン無視して分かりにくく

しているメーカーもある。


コレはかのトッププロも語っている真実。


木造の家だって動くんです。

新築の家のはずなのに、数年で

部屋の角の壁紙がヒビったりするのは

家が動くから。



工業製品、ましてや天然素材を使っているものに

個体差が無いなんて事は有り得ないんです。



じゃないとメーカーの保証なんてものは

存在しなくても良いじゃん。


って話なんですよね。


ギターも同じですね。



でも、その影響を小さくする方法はあります。



使わない時は弦を緩めて

紫外線から守り、温度、湿度変化の影響を

限りなく少なくする。



とにかく順反りしないように配慮するのが吉。


反りを調整するためのトラスロッドですからねー。


まぁ、言うて僕は詳しい人ではありません。





統計ではローステッドが反りやすいのかもしれません。


自分の目で見たことこそ真実だと思います。