1月14日(火)晴

 

 翌朝早くに、スムーズに空港に行かないとならないので駅へのルート確認も兼ねて朝から付近探索。趣のあるJR神戸駅の外観をカメラに収め、観光地図をゲットして、そのまま線路沿いに三宮方向へ。ガード下の商店街を抜けていきましたが、まだ時間が早くてほとんどのお店が開店前。昼間は雰囲気が違うんだろうなあ。通勤の人たちがぞろぞろ早足で過ぎていきます。ご苦労様です。

 

 

 

 

 

 

 

 なか卯で朝食。冷やし釜玉うどん小250円。安上がり~。

 中華街へ。早朝なのでほとんどのお店がまだ営業前。横浜の大きな中華街とは違って小さくまとまっていて歩きやすいです。

 

 

 

 旧居留地を抜けて、ビオトープのある公園のベンチで一休み。水辺に小鳥が寄ってきて、人慣れしているようであまり逃げないです。

 噴水のモニュメントに近づいてみると阪神淡路大震災の祈念碑でした。噴水の下に入ると犠牲者の名前のプレートがありました。そういえばあの年の4月、高速道路が倒れている非常にショッキングな光景の横を、125ccのバイクで沖縄に向かう旅で通りました。

 

 

 

 有馬温泉には三宮からバスで行くか、新開地で乗り替えて電車で行くようでしたが、時間もまだ早いので三宮ではなく新開地に向かいます。旧居留地を写真に撮り、中華街で買い食いしながら、なるべく違うコースを選んで戻っていきます。

 

 

 マーボー丼300円 見たことがないくらい薄いレンゲ

 

 

 有料で試食して歩いているみたい 豚まん150円

 

 知らない商店街は面白いです。忘れ物払い下げ品を売る店、なぜか木工製品が安く売ってたり、ダジャレの店名。さすが関西。

 

 

 

 神戸でもレンタサイクルがあれば借りようと思っていたのですが見つからず。あきらめると見つかるのが不思議。スマホで登録して開錠できる電動アシストを発見しましたが、もうあとは有馬温泉に行くだけだし。それに、神戸のような街は歩く方が楽しいのだ。

 

 

 

 高速神戸駅まで戻ってきたあたりでチケット屋さんを発見。有馬温泉のチケットも売っています。やったぜ!太閤の湯のチケットを手に入れました。これで絶対に行かないとならなくなっちゃった。

 

 

 

 新開地で乗り替えなのでそこまで歩きます。急に交通誘導のガードマンが増えた、と思ったら場外競艇発売場がありました。ボートピア神戸新開地というようです。付近の居酒屋の行灯には、ボートレーステレビ中継してます、の字が。

 

 

 

 新開地から有馬温泉まで690円。少し安いぞ。地下から出発して地上に出て、どんどん坂を上がっていきます。自転車だったら楽しそう。ずっと上りだ。海沿いの市街地から山の中へ。リアル神戸を見ている気がします。

 有馬口で乗り換えて次の駅が有馬温泉駅。なんと、たった一駅の区間。贅沢だなぁ。

 

 

 

 温泉街をそぞろ歩き。名物とうたっている炭酸せんべいは3枚100円。でも1枚しかいらないのでパス。2人組に声をかけてシェアしましょう、って、いう金額でもないし。1枚40円で売ってくれればいいのにねぇ。

 100円で売ってたまんじゅうを買い食い。源泉の井戸や神社を見学しながら坂を上がっていくと目指す「太閤の湯」がありました。

 

 

 

 

 

 まともに来ると平日でも2400円もかかるのに、さっき手に入れたチケットのおかげで合計して1075円で入れました。タオルや館内着も付いてます。おっと!いっぱい節約できたぞ(本当か?)。内湯に蒸し風呂にサウナに露天風呂に、再現された太閤の湯、さらに岩盤浴、追加料金払えばドクターフィッシュやレストランも利用できるので、朝から晩までゆっくりしたい時などにはいいです。しかし残念ながらそこまでゆっくりする気はなかったので2時間ほどで退館。

 駅まで戻って切符を買おうとして衝撃的事実が発覚。新開地までだと690円なのにその一つ手前の湊川までだと570円!なんですと~!400mしか違わないのに120円の差って。横着しないでもう少し調べてから乗ればよかった。ガックリしながらも湊川まで帰ってきました。よし。帰りは安く済んだぞ。トホホ、、。

 雨が降ってきたのでアーケード街に逃げ込みます。中高年の方々がやけに並んでいらっしゃると思ったら演芸場でした。翌朝早くなければ見たかったなぁ。

 

 

  喜楽館の半券で割引になるお店がまわりにありました

 

 

 

 

 

 

  よだれ鶏丼350円 と たこ焼き2個100円 

 

 買い食い的な夕食を済ませて、宿へ戻ります。フィリップが夜行バスで九州に向かう用意をしていました。チェックアウトはしたけど荷物を預けていたんですね。夕食には弁当と納豆とカップラーメン。う~ん、それはカップ焼きそばだからお湯は捨てるんだよ、と教えてあげようと思ったら、フィリップが「お湯が熱いから、フタはいつも取っちゃうんだ」と、熱いラーメンが苦手な外国人らしい対策を語ってくれました。いや、そうじゃなくて、四角いカップのは焼きそばだから作り方がちょっと違うんだよ~、と教えてあげたかったのですが、フタを取ってしまってソースもすでに入っちゃってることだし、、、何より、本人が食後に、「うん、悪くない」と言ってたので良しとしましょう。この先会う誰かに教えてもらってくれい。

 やがてラオさんが帰ってきて有馬温泉に行ってきた話をすると、接待に使いたいようで、どこがいいか相談にのることに。でも、外国人にはチケット屋で買ってから電車を乗り替えて行く、なんてのはちょっとハードル高いだろうなあ。その後はノートPCでインドに残してきた家族とテレビ電話。なぜか私もラオさんの娘に手を振ることに。

 ゲストハウスだとこんなコミュニケーションがあって楽しいです。

 1月13日(月)晴

 

 てふてふさんに児島駅まで送ってもらいJRで今度は何事もなく高松に戻ります。

 

  車窓から瀬戸内海を眺める   

 

 またしても駅前の「めりけんや」で今度こそ四国最後のうどん。うどん屋がはやるかどうかは旨さより立地ですな。神戸行きのフェリーターミナルまでは駅前から無料の送迎バスで約10分。13時発に乗せてもらいます。

 

 

高松駅ホームにある連絡船うどん。しかし食べる機会がなかった

 

 1990円で神戸まで行けるはずでしたが、休日料金500円を上乗せされます。なんてこった。それでも児島から神戸まで3470円。平日なら2970円で行けるなんて安いと思いません?瀬戸内クルーズですぞ。途中で小豆島にも寄港します。下船観光できないけど。次回、行く機会があったらこのルートにします。往復割引を使うとさらにお得(3390円)なんです。深夜便を使うと一泊浮くし。ジャンボフェリー、だ~い好き~!

 14時出航。甲板に出ると巨大なオブジェが。「トらやん船長」ですと。横の壁には「トらやん」の絵本的なストーリーが書かれています。ふむふむ、馴染みはないが、親しみはあるようなないような。もっと知りたくなっちゃったという方は検索してみてください。

 

  トらやん船長  

 

  トらやんの大冒険  

 

  便によっては小豆島に寄港する  

 

 島を縫うようにして、途中で小豆島に寄港して定刻通り午後6時40分神戸着。神戸の街を歩いてもよかったのですが連絡バスに乗車。210円。なんだよ。有料なのかい。やっぱり歩けばよかった。

 三宮から阪急線高速神戸へ。130円ですと。安いなあ。宿はすぐ見つかりました。二泊で3200円。サウナにでも泊まろうかと思ったけどこっちのほうが安い。荷物を置いて付近を探索。JR神戸駅の下には地下街が広がっています。高速神戸駅ともつながっていて雨に濡れずに移動できていいですね。

 

 

  神戸駅の地下の広場  

 

 

  ストリートピアノ  

 

 

 駅からほど近いゲストハウス ホステルなかむら 

 

 はなまるうどんを発見して晩飯。四国のはなまるうどんとかわらない。あとはアジフライがあればいいのに。なんだよ、こんなにはなまるうどんに行くんだったら最初にスマホにアプリを入れておけばよかった。天ぷらが30円引きになったとか。でも30円引きになったら頼まなくていい天ぷらをつい追加してしまい支払い金額が増えるという、う~、これではまさにヤツらの思うツボではないか、節約家を自称している俺はいいカモなのかと後悔することになるのだな、きっと。

 宿に戻ると外国人宿泊客の姿がチラホラ。弁当を買ってきて、宿の冷蔵庫から納豆のパックを出してきて箸でかきこむ白人男性。う~ん、頼もしい。聞くと、フランス人のフィリップさんは中国で仕事をしていたのだけど、春節なので日本に旅行に来たんだそうな。

 シアトルから来た高校で同級生だったという若い男性二人組のうちの一人が中国系で、宿はなぜか中国人がいないのに中国語が飛び交うという不思議な状況に。宿の受付の女子も3か月しか勉強していないというのにすごいな。やっぱり使う機会が多いと上手になるんだなあ。

 ゲストハウスというと宿泊者同士のコミュニケーションがあるものなのですが、なにせこちらは15年ぶりで勝手がわからないうえに、日本のゲストハウスを利用するのはほとんど初めて。これまで利用してきたところではいずれも他の宿泊者とはほとんど会話もなく来ました。外国からの方も今どきだとスマホで情報を得られるからあまりコミュニケーションしないのかなと。でも、ようやく最後の宿で情報交換できて、ちょっとホッとしました。

 遅れて、入れ替わりに登場してきたのがインドからのラオさん。南インドで日本食レストランを始めたい、とか。ラオさんは日系企業で長く働いていたから日本語ができました。他に5か国語くらいできるみたい。この、ラオさんから聞いた話では、ゲストハウスで日本人に話しかけてもだいたい逃げちゃうんですと。日本語で話しかけてるのに。

 スマホのせいですかね。スマホから得られた情報を確認する旅。クチコミを参考に旅をして、またそれをクチコミ情報にするんですかね。旅友達は現地で作らずFacebookで作るのかな。

 1月12日(日)くもり

 

 枕が合わずに首が痛い、と言いながら満身創痍のライダーさんはコルセットをして、雨が降ってこないうちにと出発していきました。ホテルにはいろんなタイプの枕が用意されていたのに。教えてあげればよかった。いやそもそも、枕が合わないんだ、と前夜に相談されてもいないから無理か。

 

 私も8時半チェックアウト。駅前の「めりけんや」で朝食にうどん。もしかすると四国最後になるかもしれないので食べておかないと。

 

 

 10時オープンのお土産屋さんで買い物少々。晴着で着飾ったお嬢さん達がやけに目につくと思ったら成人の日でしたね。さあ、児島へ行くぞ。

 

 ホームに来ていた10時40分発の岡山行きのマリンライナーに乗り込みます。30分足らずで児島に到着するはずでしたが、いつまでたっても発車せず。やがて車内アナウンスで踏切で車の脱輪事故と説明がありました。マズい!

 

 

 しかし列車が動かないのではどうにもならず。連絡を入れて待つしかない。ああ、携帯メールって便利。昔だったら公衆電話を探して電話をかけるのに順番待ちして、会場に電話を入れて伝言を伝えてもらってその間に電車が出発しちゃわないかも心配だし、電話をかけて戻ってきたら席はもうないから立ってなくちゃいけなかっただろうし。

 

 約1時間ほど遅れて11時45分、やっと動きました。あ~、もう、遅・刻・確・定~~。

 

 あ~チックショー!5日も前に家を出たのに~!一本早い電車に乗ればなんてことなかったのに~!いや、やっぱり朝早く出発して児島駅のレンタサイクルで付近をのんきにサイクリングでもしていれば良かったのに~!いや、いっそのこと児島の先端で前夜から夜釣りでもして防波堤で仮眠でもしてれば良かったか~。釣った魚どうしよう。そもそも釣り道具をどうしよう。いやいや、そんな事はどうでもよろしい。

 

 あ~、しかし、悔しいというか情けないというか。

 法要には20分ほど遅れましたがぎりぎりお経の後半3分ほど残っておりました。南無阿弥陀仏~。間に合った~というか、いや間に合ってないよ、というべきか。ガックシ。

 法要の後のお食事会が終わり解散。しかし、今回の私の旅のメインイベントがまさかこんな形での参加になるなんて。「普段からもっとしっかり準備するようにしなさい」という故人からのメッセージだったのかもしれませんね。伯母様ありがとうございます。これからの生き方に反映させたいと思います。反省。

 

 児島からほど近い水島に住んでいる旅仲間のてふてふさんに連絡すると昭和の香りがするスプリンターカリブで迎えに来てくれました。36万キロ。さすが天下のトヨタ車。

 

 

 痛風で痛かった足は少し良くなったけど今度は原因が不明だが右手が使えないとか。てふてふさん。それは痛風です。

 

 運転は左手だけでちょっと苦労しながらも水島へ。小さな飼い犬はどうやら覚えてくれていたようであまり吠え付きません。お互いの近況を報告し、日本の将来を心配し世界平和を祈りながら、痛風なので控えめになどと言いながらもついお酒が開いちゃいました。途中、てふてふさんと知り合った宿にメールを入れておいたところ、てふてふさんの電話が鳴り、「ざまあみろ~!」と、まさかの痛風のお見舞いコール夜11時。いやあ、二人で飲んでるよ、と伝えたら参加してくるとはなんともマメな宿です。