パソコンくらぶ「マーブル」

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パソコンくらぶを開業し、日々奮闘を続けていく店長・・・
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マーブルには書類作成の依頼も結構あります。

簡単なものから、ちょっと工夫しないと入らないような複雑なものまで、そして長文の文字入力があるようなものもあります。そんな時高速でタイピングしても結構時間かかります。ここで活躍するのが音声入力・・・最近のGoogleやAppleの音声変換は精度がかなり上がってて、正しく発音したら文脈を見て変換してくれるので修正が少なくて済みます。

さて音声入力ですが、パソコンではマイクがあればGoogleアプリの「ドキュメント(Word)」で音声入力ができます。他に「スライド(PowerPoint)」も音声入力はありました。でも準備や操作がスマホに比べたらちょっと煩雑でスマホが楽ですね。

音声解釈の精度はGoogleもAppleもいいと思いますが、Appleは以下の入力も音声入力出来るので使いやすいです。

・句読点「まる」「てん」
・改行「かいぎょう」
・スペース「タブキー」
・○「しろまる」
・★「くろぼし」 等

音声入力中に読み間違えたり、変に解釈されたりしたら、都度中断し修正するより、そのままその部分を読み直してあとでまとめて間違い部分をカットするなり修正した方が効率がいいです。

◆パソコンでの音声入力
1.マイクを使えることをアプリの「ボイスレコーダー」等で確認しておく
2.プラザを立ち上げて「Google」トップ画面を表示
3.右の9点アイコンのアプリ選択で「ドキュメント」を起動
4.Googleアカウントにログイン
5.新規作成の白紙を立ち上げる
6.ツールメニューの「音声入力」をクリック
7.マイクボタンが表示されるのてクリック
8.初回は「マイクを使用する」を「許可」
9.マイクボタンを押しては文面を読む
10.完了したら入力済文書をコピーし本来のWordなどにペーストし修正する

◆スマホの音声入力
文字入力に入ったときに表示されるキーボードやパッドにマイクマークがあれば音声入力が使えます。


1.お使いのメールを立ち上げて新規のメールを作成
2.本文入力域をタップし出てきたパッドのマイクマークをタップして本文を読み上げる
3.完成したら宛先をセットしてメール送信
4.受け取ったメールを開き本文をコピーし、本来のWordなどにペーストし修正する

マイクマークがない時は次のiPhone/Androidのセッティングをします。

◆iPhone/iPadの場合
1.「設定」⇒「一般」⇒「キーボード」と選択し「音声入力」をオンにします。

◆Androidの場合
色々メーカーがあるのでおおよその方法です。詳しくは調べてください。
1.「設定」⇒「システム」⇒「言語と入力」⇒「ソフトウェアキーボート」⇒「キーボードを管理」と選択
2.スマホによっては何種類か入力アプリが表示されますが「Gboard」を有効にし他をオフにします。
3.一旦電源を切って再立ち上げします。

 

パソコンの修理相談で結構あるのがノートパソコンで電源が上がらない・・・という相談です。お持ちいただいたパソコンの電源スイッチを押しても全く反応せず画面は真っ黒のままです。電源ランプもついていません。どうしようもありません。

 

そんなパソコンに一番最初にやるのが電源コードを外し、バッテリーを外し、数分置いた後電源コードを繋ぎ電源スイッチを押します。これで電源の上がるケースが結構あるのです。

 

理由はパソコン内に電流が多量に流れるのを防ぐため電源を遮断する機能が働きます。パソコンを使い続けたり電源コードをつなぎぱなしにしているとパソコン内部に電気が溜まり帯電しこの安全機能が働くことがあります。

 

よって放電させると正常に戻ると言う事になります。

 

しかしバッテリーが内蔵されているパソコンは外から外せませんのでバッテリーが放電したのちパソコン内部の放電すると言う事で時間がかかってしまいます。パソコンを解体しバッテリーを一時的に外すか、電源を外し放置して放電待つ・・・数日かかるかもしれませんね。

 

電源スイッチを押しても全く反応しない時はまずはこれを試してみてください。

SSDはHDDに比較してとてもパソコンを高速化させます。

それはHDDがレコード盤の音の取り出しのように読み書きする読み書きヘッドを移動させ必要なデータをアクセスすることによります。高速ではあるのですが1件のデータの読み書きに10msとか100msかかります。これを何十万回、何百万回と繰り返しますのでとても時間がかかるわけです。

それに比べてSSDは半導体でデータを保存していますので読み書きヘッドのような物理的な動作を必要としません。0.1ms位で読み書きします。なのでHDDに比べて100倍とか1000倍の高速化を実現します。よってパソコンが高速に動作することになります。

SSDにも弱点があります。長年使っていると当初のスピードが出なくなってきます。それはSSDの書き込みメカニズムの理解が必要ですがこれを元のようなスピードに戻すのは「デフラグ」と「TRIM」が有効です。ちょっと長くなりますが解説していきます。

◆SSDの書き込みメカニズム
.SSDはブロックに分割されていて128KBから1MBのサイズになっています。普通は512KBが採用されているようです。そしてデータを書き込むのは未使用のブロックには書き込めますがデータがすでに入っているブロックには書き込めません。

従ってデータのあるブロックに更新や追加をする場合、①そのブロックをSSDの内部キャッシュに読み込みます。②そこにデータをいれます。③ブロックを消去します。④データを書き込みます。の手順が必要で、使い込んでいくにつれすべてのブロックが使用中になってしまいすべての書き込みにこの手順が繰り返されます。データ更新でもこの手順が必要となりHDDより手数がめちゃ増えますね。
 


◆デフラグによる空き領域のまとめ
SSDを使い込んでいくうちに空き領域もあちこちに点在していきます。それらの空き領域を整理しまとめることによりブロックが空になりクリアーすることが出来るようになります。つまり空き領域のデフラグが有効になります。

Windowsには、標準でデフラグツールが搭載されていますがHDDで運用する事を前提としたツールなので、データを連続化することは出来ても、空き容量を連続化する事は出来ないので有効ではありません。

この空き領域のデフラグは無料のツール「デフラグラー」で十分です。インターネットで次のURLでダウンロードしインストールすれば使えます。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se501879.html
デフラグラーを起動して、SSDドライブを右クリックして「拡張」から「空き領域のデフラグ」選択すればOKです。時間は相当かかます。
 


 

◆TRIMによる空きブロックのクリアー
空き領域がまとまってくれば空きブロックも出来てきます。と言う事で空きブロックを先にクリアしておけば書き込むときにクリアせずいきなり書き込めるので時間短縮なります。SSD購入時にはすべてクリア済みのブロックだけですので最高スピードが出ていたわけです。

Windows7以降のOSではこのTRIMは自動でセットされています。なのでブロック内のデータが全て消された時にそのブロックはクリアされます。

以上です。

要はSSDを使い込んできたら「デフラグラー」で空き領域のデフラグを実行すればまたパフォーマンスが良くなるかもしれません。但しあまりやるとSSDの寿命を縮めますのでご注意ください。